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それは、麗菜だった。
｢ん、ちょっと体調悪いかも。｣
｢んじゃ少し休みなよ｣
屋上とかでさ。と言う麗菜。
私達はその提案に乗って屋上に行くことにした。(授業サボって)←
｢調子どう？彩羽。少しは良くなった？｣
屋上に来て数分、麗菜が声をかけてくれた。
｢結構良くなったよ。ありがとう｣
て答えたら麗菜は、ホッとした顔でよかった。と言った。
でも、すぐに
｢彩羽何か隠してるでしょ？その癖が出てる｣
って。私はそんなに癖出てるのかなと思いつつ正直に言おうと思った。
｢実は．．．私あと余命半年なの｣
それを聞いた麗菜は凄くびっくりしてた。当たり前だけどね。
屋上に来ていた他のメンバー(恭也、沙菜、海斗)も勿論びっくりしてた。
｢黙っててごめ．．．てうわっ．．．痛いよ、沙菜〜急に飛びついて来ないでよ｣
｢いや〜だって．．．こんなこと言われて黙って入れるわけないじゃん｣
でも、とりあえず離れて欲しいかな。身動きとれないし。
｢うー．．．わかった｣
さて、ここの泣いてるバカ達をどーにかしないと、ね。
てことで、麗菜ヘルプ！
｢元気に言う言葉じゃないよね？まぁいいけど｣
10分後。
｢やっと落ち着いたね。｣
今度麗菜と恭也にジュースでも奢ろ。
｢てゆーかこれから授業受けるの無理だよね｣
唐突に言う恭也。
｢よしじゃあ、このままどっか行く？｣
｢久しぶりにカラオケ行きたい。｣
｢確かに｣
結果･･･学校サボってカラオケ。
まぁ海斗以外成績悪くないしいいよね。←
｢．．．海斗だけこれから授業受けてきた方がいい気がする｣
海斗以外｢ほんとそれ｣
｢ひどくない?!｣
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革ベルト
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作者名：詩織 | 作成日時：2017年11月4日 22時
