ストレートな言葉 和也 ページ32
「あのね…その」
知念君が俯き加減に、いわゆる上目遣いで智を見ていた
頬が赤く染まってる
それに反し、智は腕は組んでるし、何だか退屈そう
…後で注意した方がいいのかな？？
智「なぁに？俺、友達待たせちゃってるんだよねー」
えぇ、その友達はこちらにいて、興味津々の目で智を見てますけどね？
知念君が唇を噛んだ
「少しぐらい、待って下さいよ…」
智「んーっとねぇ、だからね〜」
知念君が唇を噛み締めたまま、俯いた
あー、何だか可哀想になってきた
もうさ…さすがに知念君がどうして智を呼び出したのかとか解ってるから
智「あの保健室のはね？
まぁ、…出来心っていうか、ちょっとハメを外したっていうか…」
えっ！？そっち！？
智、そっちだと思ってたの？
あれ、それとも、ホントはこっちで、僕が勘違いしてたの？
「はぁ？」
知念君が”そんな事聞いてねーし”って感じの顔をした
あっ、僕は間違ってなかったみたい？
「いや、それどーでもいいですから
二宮君と付き合ってるの、知ってるしね
クラスメートの大半が何となく解っていますからね、知ってました？」
えっ、それ、初耳なんですけど…
智もそうだったらしく、ポカンとしてた
潤君が僕の耳元で、「まぁあれだけイチャコラしてたらなー」と言った
そーんなにイチャコラしてましたか？僕達…
「でも、僕はあなたが好きなんです
ずっと前から憧れてました」
智「…あぁ、そうなんだ」
知念君が、”信じられない、この人”って感じの目で智を見た
まぁ、普通なら「ごめん」とか「ありがとう、でも…」ってつなげるでしょう？
ごめん、智って少し抜けてるみたい
「だから…その」
智「悪いけど、俺、かずを待たせてんの
知ってるんなら、そんなに長く引き留めないでよ…」
うわ、この人失礼だなっ
「じゃぁ、最後にキスくらいしてよ」
翔さんの顎がパカッと開いた
まーくんが飛び出そうとしているのを潤君が羽交い絞めにして抑えている
智「ごめん、ムリ
だって、俺はかずが好きだから」
…そんなにストレートに言われると、照れますね
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黒宮憐(プロフ) - 白冬さん» 初めまして♪構いませんよ☆是非お願いします！ (2012年12月31日 11時) (
レス) id: 40a7e09f8b (このIDを非表示/違反報告)
白冬(プロフ) - 初めまして!!白冬と言います!!この作品を私のプレイリスト（http://uranai.nosv.org/u.php/list/white-winter/）に載せてもよろしいでしょうか？お返事、お待ちしております (2012年12月31日 0時) (レス) id: 151259579c (このIDを非表示/違反報告)
憐(プロフ) - 鈴雛さん» 少々…唐突でしたでしょうか？(笑)私個人としても思い入れがある作品です♪ 全て！有難うございます♪ これからも色々と活動すると思うので、宜しくお願いします♪ (2012年8月9日 11時) (レス) id: c2def670ea (このIDを非表示/違反報告)
鈴雛(プロフ) - まさかの完結でびっくりしました(笑)この作品大好きです＾＾///憐さんの作品すべて読んでいます←これからも応援してるんでよろしくお願いします♪ (2012年8月9日 9時) (レス) id: 480a751b65 (このIDを非表示/違反報告)
憐(プロフ) - 楽斗さん» えぇ、とても長かった(笑)5か月くらい何だかんだ続いてたからね…(笑) エロ宮プラス萌え宮ですヨ♪ (2012年8月8日 12時) (レス) id: c2def670ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：憐
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/marionnette2
作成日時：2012年5月28日 18時
