【紺青の拳】探偵と怪盗の正体を知っている女子高生２

第68話 ページ23

快斗(怪盗キッド)side


スタジアム内部から脱出して北側入口前に出た。
さっきまで大勢いた警官達はアイダン警部補に付いていったのか誰もいない。

＿＿＿と、思ったら反対側の階段から警官隊が駆け上がってきた。
その中にAもいた。
そういえば、外の警備を任されてたんだっけか？


警官「《いたぞ！こっちだ！》」
A｢待ちなさい！キッド！｣
快｢うわっ！こりゃヤベェな｣


追いかけてくるだけだの日本と違い、銃の使用が許可されてる国だとさすがに怖いな…

よく見るとAの手にも銃が握られている。
恐らく精巧に作られたモデルガン、よくてもガスガンだろう。

コレで本物の銃だったら流石にビビる。
俺を捕まえるためなら何でもアリかよって


快｢まぁ外に出ればこっちのもんさ｣


エンジン付きハングライダーで一気に上昇し、スタジアムを見下ろした。


快｢こんなにいたのかよ…｣


警官の数に驚いた。
ざっと100人くらいはいるんじゃねぇか？


快｢あっ」


スタジアム方面から走ってくる名探偵を見つけた。
下降して名探偵に近づく。

キッドキラーよ、この月下の奇術師を捕まえてみせろ。なんてな
今回ばかりは捕まえられたら困る


コ｢おい待て！！｣


おいおい、アーサー・ヒライはどこいった？
完全に素に戻ってるぞ…
Aを見習え

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