【紺青の拳】探偵と怪盗の正体を知っている女子高生２

第58話 ページ13

快斗(怪盗キッド)side


Aはこちらに背を向ける形で寝息を立てて寝ていた…寝ていた！？


快｢え……あぁ疲れてたのか｣


気疲れだろうな
オレらが帰ってくるまで「大丈夫なのか」とずっと心配していたんだろう


コ｢いや、まぁそうかもしれないけど、今言うところ違うだろ。普通男の前で寝るか？それもベッドで｣
快｢プールのときも思ったけど少し無防備だよなぁ心配だわ｣
コ｢んで、どうする？起こして部屋に戻すか？｣


起こすって(汗)
蘭が寝てたらお前は起こすのかよ…


快｢んなことしねぇよ。このまま寝かせとけばいいだろ｣
コ｢…ってことはオレかお前のどっちかがソファで寝ることになるのか？｣
快｢いや、全員ベットで寝るぞ｣
コ｢は？２つしかねぇのに？｣


事件を解決出来るほどの頭があるはずなのに、なんで分からないのかねぇ？
それとも、わざと分からないフリでもしてるのか？


快｢オレがAと同じベットで寝て、名探偵がもう１つのそっちのベットで寝る｣
コ｢………は？それ本気で言ってんのか？Aは女子だぞ？｣
快｢本気だし、Aが女子だってこともわかってるよ｣
コ｢だったら…｣


そんなに一人で寝るのが嫌なのか？(笑)
中身も小学生に戻ったか？←


快｢じゃあオレと一緒に寝るか？名探偵｣
コ｢ふざけんな(即答)｣


そんなに全力で否定しなくてもよくねぇか？


快｢別にオレとA付き合ってるからよくね？昔よく一緒に寝てたから特に抵抗はねぇよ｣
コ｢…もういいや。明日大会だし、そろそろ寝ようぜ｣


名探偵は大きな欠伸をした。


快｢だな。オレも色々ありすぎて疲れた…おやすみ｣
コ｢おやすみ｣

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