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第37話 ページ38

大きな地下室へやって来た。
奥には金庫と思われる大きな扉。


A「あれが最新鋭の金庫…ですか?」
レ「ええ、そうですよ」

レ「この扉の先が我が社自慢の金庫室になります。ここは限られた者しか開くことができないのですよ」


レオンさんはそう言うと、錠の中心にあるガラスモニターに右手を押し当て、キーパッドでパスワードを打ち込む。
ガシャンという音と共に金庫の扉が開いた。


A「え〜と1、2、3、4…八角形か」


金庫室は正八角形の広い部屋になっていた。


レ「壁面には耐熱合金でできており、決して破壊することはできません。
また、外部からの電波も完全に遮断し、各カーゴの位置は定期的に移動されている仕組みです。
この金庫は我が社が独自に開発した世界に一つの特別製なのです」


レオンさんが説明する中、快斗は部屋の中心にそびえ立つ柱に近づきコンコンと叩いた。
頑丈そうな見た目とは裏腹に軽い音がする。
すると、柱のパネルを操作していたジャマルッディンが怪訝そうに快斗を見た。


ジャ「《何か?》」
快「《ごめんなさい、なんでもないです!》」


快斗は笑って誤魔化し私の隣に駆け寄ってきた。


A「見た目の割にかなり軽い音がしたね」
快「あぁオレもビックリしたぜ、中は空洞みたいだな」
A「この金庫室…何か仕掛けがあるって考えて良さそうだね」
快「だな」


そんな話をしていると突然天井付近のボックスが光り下降してきた。


小「な、なんだぁ!?」
A「結構大掛かりな仕掛けだ…」
レ「皆さん、少し離れてください」


降下してきたボックスは私達の前で止まり前に出てきた。

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ベルモット - キャラクターのセリフや夢主人公と怪盗キット関係性も好みでした。紺青の拳映画館で見た時は、作画が綺麗で嬉しかったですね。園子とまことさんの恋愛とかも。 (2019年7月20日 17時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 読みました。公式小説をお読みになっている方ですか?文章が細かく、説明文も分かりやすかったです。 (2019年7月20日 17時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - コナン大好きです最高ですコナンと新一大好きですこの映画大好きです (2019年7月8日 12時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:如月葵 | 作成日時:2019年6月2日 11時

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