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おそらく2〜3秒くらいかそれよりも短かったと思うけど、体感的には5分位に感じたキスの時間。
そっと離れAの顔を見ると、ゆっくりとまぶたが開き瞳をゆらしている。
「やっとできた」
ギュッと抱き締め耳元でそう言うと、Aはピクッと身体をこわばらせた。
あんまりいじめると可哀想だから解放してあげる。
「Aの唇、柔らかい」
『…やだぁ…そんなこと言わないでよ』
「だってホントだもん。どうだった？」
『りょう君は…あ、どうだったかな…？』
Aは唇を指でなぞり、感覚を思い出すような仕草をしている。
「もっかい確認してみる？」
『柔らかった、柔らかかっ…』
必死にそう答えてる途中で再びキスをした。
「どう？」
『柔らかい…です』
顔を真っ赤にして下を向くA。
ほんとに5個上なの？って思うくらい
「ごめん、ちょっとやりすぎた」
頭をポンポンしてそう言うと、Aはゆっくりと顔を上げて恥ずかしそうにフニャっと笑い、少し気まずそうに目を泳がせた。
「デザート食べる？」
そう言ってデザートのメニューを手渡した。
『食べる！』
さっきまでの恥ずかしそうで気まずそうな顔がパァッと明るくなり、俺は可愛いなぁと思うと同時に、少しの罪悪感を覚えた。
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ぷに♪(プロフ) - なぽりさん» 読んでいただいてありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです(*p_q*) (2019年4月8日 1時) (
レス) id: 8f5330da01 (このIDを非表示/違反報告)
なぽり - 最高すぎます(；▽；)(；▽；)神作品をありがとうございます!!!!!!!! (2019年4月8日 0時) (レス) id: 9d7d416135 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷに♪ | 作成日時：2019年4月5日 23時
