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『りょう君…』
「俺が勝手に好きでいる分にはいいでしょ？」
ニコッと笑ってそう言うりょう君。なんて貴方は素敵な人なの…？
「A、泣いてたんだって？ごめんね。目もこんなに腫れちゃって」
なんて言ったらいいか分からず首を横に振ることしかできない。
こんな優しい人に私…何言った？
最低だ…
そう思ったらまた泣けてきた。
「ほら、もう泣かないで。Aは笑ってた方が可愛いよ」
ティッシュでそっと涙を拭いて頭をポンポンしてくれる。いい年したおばさんなのに、私ってば何やってんだか…
『ありがとう…許してくれるの？さっき言ったこと…』
「もちろん。許すも何もないよ。でも、1つだけお願いしていい？」
『うん、1つでも2つでも何でも聞きます』
私がそう言うと、りょう君はニコッと笑って顔をのぞき込んできた。
「キスしていい？」
『？！』
そう聞かれて火が出るんじゃないかってくらい顔が熱くなった。きっと真っ赤な顔してると思う。
『いいよ』って言うのもおこがましいし、かといって拒否するのもおこがましいし…
そんな事を考えてたら、りょう君の顔がゆっくりと近づいてきた。
りょう君の切れ長な目に映る自分を見たくなくて…私はそっと目を閉じた。
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ぷに♪(プロフ) - なぽりさん» 読んでいただいてありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです(*p_q*) (2019年4月8日 1時) (
レス) id: 8f5330da01 (このIDを非表示/違反報告)
なぽり - 最高すぎます(；▽；)(；▽；)神作品をありがとうございます!!!!!!!! (2019年4月8日 0時) (レス) id: 9d7d416135 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷに♪ | 作成日時：2019年4月5日 23時
