blue ページ10
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Aside
社員「お疲れさまでした」
「お疲れ様です」
つぎつぎと出て行く社員たち。
少し残った仕事に眉を歪ませてしまう。
「海との約束あるのにぃ…、」
？「旦那か？」
「ひゃあっ、なんだ晃一か」
まだ残っていた晃一が私の呟きを逃さずに私の世界に入ってきた。
晃「なんや、ってなんやねん！
ってか、Aの驚きような」
苦笑ものの彼の笑い方がオフィスに響く。
「う、るさい…」
晃「で、誰なん海って」
一番つつかれたくなかったこと、
黙ってりゃ何もなく過ごせると思ったのに。
無駄に敏感。ほんと。
「んー…飲み仲間…？」
晃「あぁ！！？
ま、さか浮気相手、とか…？」
飲み仲間としようと言ったそばから話を割って入った晃一。
「、えっ…ぃや…」
上がる心拍数。
動揺で頭が真っ白になり言葉を見失ってしまう。
晃「冗談やて！ちょっとからかっただけや！」
と、ｹﾗｹﾗと笑って私が残してしまった書類に手を伸ばす。
「えっ、ちょ…っ」
晃「えーねんえーねん。はよ飲みたいやろ？」
ほんとにこの人はイケメンだよおもう。
モテない理由がわからない。
いや私が知らないだけで、晃一が言わないだけで、がちのモテ男なのかもしれない。
「ありがと…、」
晃「助け合いも大事。
さ、ラストの仕事頑張らな。」
晃一の優しさには頭が上がらない。
ありがとうってどれだけ伝えても足りないと思う。
そっと、残りに残った書類に手を伸ばす。
それだけで視界に入る左薬指のリング。
なにかいつもと違う感情が湧き出て優しくリングを撫でる。
これから私はｲｹﾅｲｺﾄに走る。
もうわかってる。
それも、こんなに素敵な人に私の罪を少しでも勝手に擦りつけてまでして。
これで、これで最後にするから、。
ぎゅっと締め付けられる胸が苦しい。
撫でたリングはいっそう光っているように思える。
早く終わらせなきゃ、。
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ネオンガール(プロフ) - 小笠原 ﾅﾕさん» わぁぁぁありがとうございます！こないだログインしたので、お気に入りさせていただきます(^^)/更新頑張ってくださいね！ (2017年10月7日 21時) (
レス) id: eac264aa47 (このIDを非表示/違反報告)
小笠原 ﾅﾕ(プロフ) - ネオンガール@草村好きさん» ありがとうございます！！なかなか時間がなく書けていないのでほんとうに申し訳ないです、。しっかり書いていきますので、愛読よろしくおねがいします！！あと、お時間がありましたら、短編集のほうも読んでみてください！たくちゃんとかいくん多めです(笑) (2017年9月30日 9時) (レス) id: 0e767bef8d (このIDを非表示/違反報告)
ネオンガール@草村好き - めっちゃキュンキュンします！拓弥と海大好きなので、こういうお話大好きです！更新待ってます！ (2017年9月20日 19時) (レス) id: eac264aa47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小笠原 | 作成日時：2017年9月11日 9時
