騙されて茶番して、 ページ5
「…じゃあ、いくらですか？」
浦「30万」
「訴えます」
浦「ちょ、その手に持ってる携帯電話しまって下さい！警察呼ぼうとしないで下さい！」
「とは言っても、30万なんて払えませんよ」
浦「あ、30万ってのは嘘ッスよ？信じてたんスか？」
「…浦原さん」
浦「はい？」
…人の心で遊んで…そんなに面白いですかねぇ…
流石に怒ってもかな？一応、嘘は嫌いなのだけど
浦「どうしたんスか？…って痛い！向こう脛蹴らなくても良いじゃないッスか！」
「…さっさと要件、言ってもらわないと困ります」
浦「分かりました…では…」
浦「1日だけ、ここのバイトして下さい！」
「帰ります」
浦「ってちょっと待って下さいよ！」
「ここに来たついでに実家にも顔を出そうと思ってるの。では」
浦「別に1日くらい良いじゃないッスか！ほら、どうせ今日バイトないでしょ？」
「何故貴方が私のバイトについて知ってるんですか？教えた覚えないですよね？」
浦「ちょ、一心サンに聞いただけですから！だからその折り畳み傘でボクを殴ろうとしないで下さい！」
「ハァ…父さん、何してくれてるの…」
浦「とにかくちゃんと３時までには帰しますからお願いします！」
「…まぁ、別に良いですよ。どうせこんなしがない駄菓子屋には客なんて来ないでしょうし」
浦「いや、これから来客の予定あるッス」
「え？」
浦「だから、これからちゃんとした客が来るので、適当にあしらって帰して欲しいんッス
ついでに店番」
「…それってただ単に、面倒な客を私に押し付けてるだけじゃないですか
というか店番はついでですか」
浦「ちゃんとした理由があるんスよ
これからボクたち、それぞれちょっと用事があるので誰かに任せたかったんス」
「…それぞれの用事って？」
浦「ええと、テッサイサンはちょっと遠くまで買い足し
ジン太とウルルはこれから友達と遊ぶ予定で、
ボクはちょいと遠出で…」
「…まぁ、浦原さん以外の人の理由は納得します
でも貴方は何の理由があって遠出するんですか」
浦「ヒ・ミ・ツ☆」
「…」
その後、浦原さんが痛そうに足を抱えてた理由は言うまでもないだろう
ーーーーー
いきなりすみません。お気に入り、高評価、ありがとうございます
そしてまだの方も図々しいかと思われますが、評価だけはお願いします…低評価はダメですよ
作者、これでも豆腐メンタルの上に根に持つタイプなんです。
p.s
浦原さんってこんな口調でしたっけ…？
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彩(プロフ) - 苺デラックスさん» コメントありがとうございます。まさかこのような計画性のない作品が面白いと言われる日が来るとは…最近体育祭の練習で筋肉痛続きですが、頑張って続編を書かせていただきます(笑) (2018年5月18日 17時) (
レス) id: c0a6d25766 (このIDを非表示/違反報告)
苺デラックス - コメント失礼します！！このお話面白くってファンになりました！続編楽しみにしてます！ (2018年5月15日 0時) (レス) id: ca55176d45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩 | 作成日時：2018年3月23日 17時
