元ブラック本丸の審神者になりました。

元ブラック本丸。26 ページ26

「久し振りの鍛刀だ〜‼」



手入れがやっと終わり



出陣も出来るくらいまで片付けて



資材も十分余裕があるので



今までみんなに任せていた鍛刀を



久しぶりに私がすることにした



私が鍛刀したのは一振り目加州清光



そして二振り目が鯰尾のために骨喰藤四郎を顕現させた



この本丸は結構前からあるらしく



ほとんどレアと言われる刀はいた



まだいない刀もいるらしいけれど




「顕現させたい刀とかいる？

って聞いてもその刀が出るかは分かんないけど…」




大「僕は清光はいるし特には」




加「な、よくそんな恥ずかしいこと言えるね」




大「ずっと待ってたんだからね」




加「…そうかよ」



なにこれ、めちゃくちゃ2人可愛い



君たちは恋人ですか、なんですか



清光の照れは最高に可愛いよ‼



と、1人でつぶやいていると



ドタドタと足音が聞こえる



加「何々？何事？」



大「鯰尾とかが走ってるんじゃない？」



廊下の方に視線をやる



すると障子が開いた



？「兄者を顕現させてくれないか⁉」



走ってきたのは膝丸だった



兄者、とは？



あぁ、いつも口癖で言っている人のことか



加「髭切さんだよね？」



大「あの人うちに一回も来たことないよ

滅茶苦茶レアって訳でもないのに、全然来ない」



膝「兄者は俺に開いたくないんだろうか…

いや、そんなはずはない、と思いたい」



膝丸がオロオロしている



待って、今まで綺麗な人だと思ってたけど




滅茶苦茶可愛いということを知ってしまった




「心配しないの、兄弟に会いたくない刀なんていないよ！」




膝「兄者を宜しく頼む」




そう言うと部屋を出て言った




あそこまで期待されて




なかなか来なかったらどうしよう




私は清光と安定と顔を見合わせ




笑いながら、レシピを考えた

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