元ブラック本丸の審神者になりました。 (ページ15)

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元ブラック本丸。15 ページ15

鯰「ほ、ね、ば、み～‼」

骨「なんだ、お前は…」

3日目にやっと骨喰くんがきてくれた

鯰尾くんは顔を真っ赤にして、泣いていた

涙に濡れてぐちゃぐぢゃだった

「ふぃ～、やっと来てくれたよ～

じゃあ骨喰くんに本丸案内をしてくれるのは…」

鯰「はい！俺がやる‼」

「勿論、鯰尾くんだよね」

そう言うとガッツポーズをした

本当に嬉しそうだ

ちょっとずつこの本丸も普通に戻って来て

全員に会ったわけじゃないけど、信用してくれる刀も増えた

でも、私に敵意を向けている刀の方がまだ多い

薬「大将～、大将の分の飯は…」

「あ、作らなくていいよ。

あの2人、私に作るの嫌でしょ？」

薬「いや、そんなことはないが…」

薬研くんも完全否定はできない

あの2人

厨房でよくお世話になっている

歌仙兼定と燭台切光忠

この2人とは会った時以来もう会って来ない

相当私を毛嫌いしている

「いいよー、私ダイエット中だし‼」

薬「…すまねぇな、大将」

薬研くんは申し訳なさそうに部屋を出た

加「ダイエット中とか嘘でしょ？」

「ぅわ、吃驚した～」

大「主、ダイエットしたら多分死んじゃうよ」

「いや、そんなに細くないし。ぉわ‼」

自分の体がよく分からない感じに回転した

と思ったら安定が私を横抱きしていた

「ななな、何するの⁉」

加「主顔真っ赤～、安定にお姫様抱っこされて照れてんの？」

ニヤニヤしながら突いてくる

そりゃね⁉

普通こんな美形の人なんていないからね⁉

どんな女の子でも照れちゃいますよ！

大「ちょっと清光うるさい～

ほら、僕なんかに簡単に持ち上げられちゃうんだからさ

食べなきゃ、死んじゃうよ？人の体って言うのはさ」

そう言うと降ろしてくれた

茶化したりしてくるけれど

なんだかんだ心配してくれるとことか

真剣に心配できたりするところとかが

この本丸の刀剣男士のいいところだと思った