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ウィリアム「以上で試験は終わりだ。それでは番号を呼ばれた受験生は前に出てきてくれ。その受験生の入団を望む騎士団長は挙手をお願いする。挙手した団き入団するか否かそして挙手した団が複数の場合にどの団を選ぶかは受験生の自由だ。ただ先に言った通り挙手した団が無い場合魔法騎士団へは入れない」
ウィリアム「では番号001の受験生前へ」
「32番 紫苑の鯱」
「78番 紅蓮の獅子王」
「116番 挙手無し」
「141番 挙手無し」
「次164番」
ざわ…
「全団挙手!!?」
「…マジかよ…！」
ユノ「『金色の夜明け』団でお願いします」
「165番」
アスタ「…！」
ヤミ「そりゃそーだわな。たとえ高い戦闘力持ってよーがそれが得体のしれねぇ力じゃ誰も手ぇ出さねーわ。…なんやかんやで…結局魔法騎士に求められるのは魔力だ。魔力の無いオマエなんざ誰も欲しがらねー…これが現実だ…！」
ヤミ「オマエさっき魔法帝目指してるとか言ってたな…？今オレの目の前でもまだ魔力の無い分際で魔法帝になるとほざけるか…？」
アスタ「ーここで魔法騎士団に入れなくても…何度コケても誰に何を言われようともオレはいつか魔法帝になってみせます…！」
ヤミ「ワハハハハ」
ヤミ「オマエ面白い！『黒の暴牛黒の暴牛ウチの団』に来い」
ヤミ「ちなみにオマエに拒否権はない。黒の暴牛でクソボロになる程散々な目に遭わせてやるから覚悟しろ」
ヤミ「そしていつか魔法帝になってみせろ」
アスタ「ー…はいッッ!!!」
「166番」
ざわ…
「ウソだろ…また全団挙手!!?」
Natu(う〜ん、人格のこともあるし自由度の高そうな所がいいな)
Natu「黒の暴牛でお願いします」
「はぁ!?ウソだろ」
ヤミ「マジか…」
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