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？「今日の主役がいつまでも居残ってちゃあいけないなァ…」
バキン
？「鎖魔法 魔縛鉄鎖陣
捉えた者の動きと魔力を封じる」
ユノ「なんだ…？オマエは…」
？「少し前までは鎖魔法のレブチとして多少名を知られてたんだがね…」
レブチ「今はしがない盗賊さァ〜」
ゴロンゴロンゴロンゴロン
アスタ「何してんだこの盗っ人めー!!」
ユノ「アスタ…！」
アスタ「魔導書ユノに返せコノヤロー!!」
ユノ「逃げろアスター！」
アスタ「こんな落ちぶれ野郎相手に逃げてたまるかァー!!」
レブチ「オマエなんぞが相手になるワケ無いだろうが!!」
ジャァァァ
アスタ「まだだァァ!!!!」
レブチ「いや…終わりだよ…！」
レブチ「オマエは魔力が一切無い」
「生まれつきだろうな…そりゃあ魔法が全く使えねぇワケだ…！」
レブチ「オマエはこの世界じゃなァ〜んも出来やしない何もかも諦めな生まれながらの負け犬くん…！」
ユノ「…オイ 誰が負け犬だ…！」
ユノ「そいつはオレのライバルだ」
アスタ「まだだ」
アスタ「情けねーとこ見せたな…ユノ…」
アスタ「…ちょっと待ってろ…」
アスタ「今コイツを倒す…！」
ユラァァァァァァ
アスタ「…魔導…書！？」
ユノ「やっぱりな」
ユノ「アスタが選ばないなんてありえねー」
レブチ「…な…何だそれはァー！？」
レブチ「魔力の無いクズがァアアアー！」
アスタ「魔力が無くてもオレは魔法帝になる」
諦めないのがオレの魔法だ！
レブチ「クソっ」
Natu「何やってるの？」
レブチ「ちょうどいい…」
レブチ「鎖魔法 魔縛鉄鎖陣」
パァァァン
レブチ「はぁ！？」
レブチ「オレの魔法が当たらねー！？」
ザバァァァ
アクア「おにーさんがアスタたちを傷つけたの？」
アクア「家族を傷つける人、嫌い」
氷魔法 氷の聖弾アイシクルショット
レブチ「ぐはぁ…」
Natu「アスタ、ユノ帰ろう。みんな待ってるよ」
Natu「アスタも魔導書手に入れたんだね♪」
Natu「まあ、アスタが選ばないなんてありえないもんね」
アスタ「おう！とてつもなくボロボロだけど大事にするぜーい！」
ユノ「また…助けられちまったな…」
ユノ「この借りばいつか必ず返す」
ユノ「約束…憶えてるか？」
アスタ「ユノこそ憶えてたのかよ」
アスタ・ユノ「「どっちが魔法帝になるか勝負だ」」
Natu「じゃあ、私はどっちが魔法帝になるか見届けるよ」
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