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ドカ！
アスタ「フッハ！」
セッケ「フッハァー!!」
セッケ(手柄はオレのモンだァァー)
盗人「…う…ぐ…」
魔導具”パラライズナイフ”
セッケ「え？」
セッケ「うぎょああ〜!!どっどどど…どくどく…毒がぁああ〜!!」
アスタ「大丈夫か!?フッハー!!」
セッケ(…あぁー…死ぬのか…オレは…そういえば…オレも昔…上を目指してたんだっけ…な…コイツに託すってのが癪だが)
セッケ「オマエはオレを倒した男だ。オレの分まで上に行けよー…オレの夢…託したぜ…!!」
セッケ(こんな終わり方も悪くない…か…フッ…ハー)
ズビシ
セッケ「おぶふー」
アスタ「大事なモン勝手に託してんじゃねー…！生き延びて自分の夢は自分で叶えろ諦めんな馬鹿野郎」
セッケ「！」
バネッサ「こんなので死ぬワケないじゃない。ただの一時的な刺激毒よ。さっき買ったシーケ軟膏塗っとけばすぐ治るわ」
セッケ「………………」
セッケ「次会う時までにもっと精進しとけよアスタ…！」
アスタ「またな！フッハ!!」
バネッサ(見た目ばウチの子の方が坊やだけど中身はこっちの方がだいぶ強いみたいね)
アスタ「コレ全部賭博で勝ったのか！すげーなバーチャン！もう盗られんなよ」
老人「ありがとうよ〜魔法騎士団様〜」
アスタ「気ぃつけてなバーチャン」
？「ー魔法無効化…か…見た事のない種類の魔法だったね…いや…そもそもあれは魔法かな…？なかなかオモシロイ子だね。これだから変身ぶらりはやめられないなぁ〜」
？「ーやっと見つけた…！何してるんですか!?魔法帝ー!!」
魔法帝「何って新たな魔法との出会いを求めて城下町をぶらりね」
？「はい!?あなた自分の立場わかっ」
魔法帝「魔法との出会いは一期一会」
？「だから」
魔法帝「どこでどんな魔法に出会えるかわからないからね」
？「人の話聞けよこの魔法マニアぁぁぁぁ」
魔法帝「それではまた新たな魔法に出会いに行こうかー」
？「待てコラァァァァァァ!!馬鹿な事言ってる場合じゃないんですよー…異じょ」
魔法帝「異常事態発生…だろう？」
？「え!?」
魔法帝「大丈夫オモシロイ人材見つけたから」
？「えぇ!?!」
マグナ「チクショーがぁ〜まだまだァァァァァ」
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