# 35 ページ35
〜神宮寺と律〜
「久しぶり」
「久しぶりでもないでしょ。昨日もあったわ。
誰かさんと居るところをね」
律side
日曜日の夜、私はばあやと一緒に銀座に来ていた。
某百貨店の外商が誘ってくれたパーティーに参加するためだ。
「いつまで経ってもドレスは重くて慣れないわ」
「お嬢様、山崎家の人間がそんな事を言ってはいけません。誰に聞かれているかもわかりませんよ。」
「そうだけどばあや、もう帰りの車の中だから誰も聞いてないわよ。」
「…そうでした」
ばあやは天然なところがあるけど、私が生まれた時から世話をしてくれている大切な人だ。
両親より私といる時間が長く、誕生日プレゼントなんかはいつもばあやに聞いて買っていると母は言っていた。
そんな時車窓から見えたのは紛れもなく私の彼氏だった。
最近仕事が忙しいみたいで学校でも会えなくて、デートも全然出来ていない。
それなのに久しぶりに見た彼は綺麗な女の人と一緒に銀座を歩いていた。
「何アレ…」
ラッキーアイテム
デニムタイトスカート
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 339人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「永瀬廉」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
てぃあらー - はらさん» 外します。申し訳ありません。 (2018年5月31日 21時) (
レス) id: e08a0fd756 (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年5月30日 22時) (レス) id: db2714cbd3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：てぃあらー | 作成日時：2018年5月30日 21時
