桜操りし鬼族の姫 (ページ7)

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5話ページ7

貴「さ、サッカー部に？私が？」

円堂「あぁ！そしたらサッカーもできるし何より楽しいぞ！」

貴(そんなキラッキラの笑顔で言われても、、)

貴「えっと、気持ちは嬉しいんだけど入部はちょっと、、」

ガーン

円堂「そ、そんな、、」

ゔっ、、

貴(そんな捨てられた子犬みたいな顔しないでよ、、心が痛い、、(汗))

そして、今に至る。

だが、そんなAの心情を知る由もなく円堂は話し続ける。
しかし、Aは断るばかりだった。

円堂「なんでだよぉ、、」

ズーン

円堂はさらに落ち込む。
そんな彼に戸惑いながらも豪炎寺たちの方に助けて目線を送るA。

すると豪炎寺が純粋に疑問を問いかけた。

豪炎寺「どうしてそこまでサッカー部に入るのを断るんだ？」

そこに秋も加わる。

秋「たしかに、、何か大切な用事があるとか？」

貴「えっと、大した用事じゃないんだけど、、」

そこまで言うと円堂がほぼ悲鳴に近い声で問いかける。

円堂「じゃあなんでだよぉ、、！！」

秋「円堂くん、、(苦笑)」

貴「弟がいるの。双子の」

円堂の姿に苦笑しながらそう答えるA。
それにいち早く反応したのは豪炎寺だった。

豪炎寺「弟か。俺は妹がいるな。」

、、、少し違う、、、