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第九話 ページ11

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榮「なぁA、万屋行かねぇか??」


『万屋、ですか?』



2ヶ月ほど経ち、れべるもあがってきて喜んでいた

そのとき、主から万屋に行かないかと誘われた



榮「いやぁ、お前レベル上がってきたし、誉も最近よくとるからさ?御褒美に…て思ってな」


『!!!行きたいです!ぜひ…!!』



純粋に嬉しかった

褒美をもらったことがなく、万屋にも行ったことがない私にとっては過去最高に嬉しかった



榮「ははは、そんな嬉しそうに…今から行こうか」


『はい!!』




________________




榮「好きなもの、選んでいいぜ」


『わぁぁぁ……!』



私の予想を超えるほどに、万屋にはたくさんのものが売っていた



『美味しそうな和菓子……あ、こっちは__』


榮「………」


『…あ、す、すみません、騒いでしまって!』



初めて来たところだから思わず騒いでしまい、
ちらっと主を見ると微笑みながらこちらを見ていた

なんだかそれが恥ずかしくなり、つい口を手で抑えてしまい、そのまま顔を覆った



榮「ははは!はしゃぎたい気持ちはわかるさ、大丈夫だ。ほら、選びな」


『はい!えーと………あ、これがいいです!』



周りを見渡していると、目に止まったのは1つの簪

椿に雪のような白い何かが散りばめられた形だった


たったそれだけなのに、なぜかそれに惹かれた



榮「それか?」


『!は、はい!お願いします…』




________________



「…はい、毎度あり!」


榮「うぃ」


「なぁ、ありゃあんたの妻か?偉いべっぴんさんだなぁ!」


榮「…ははは、そうだったらいいんですけどね」



________________




榮「……ほら、御褒美だ」


『はい…………………どう、ですか?』


榮「ッ…!!!」




近くの鏡で髪の毛を束ねて簪を刺し、満足する髪型になれば後ろを振り向いた

主は目を見開いてこちらから目を逸らさない




『……あ、あの、似合ってませんでしたか…?』


榮「……今までに見たことないくらい、綺麗だ」


『え…』




主の反応に不安を感じてそう聞けば、顔を赤くして
にかっと、笑って言うものだからこちらも思わず顔を赤くした

…笑った顔が、本当に太陽みたい
見てて、安心する

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【彩北】(プロフ) - つきなみさん» 初めまして、コメントありがとうございます。ヤンデレでしたか!?そう思ってもらえて光栄です!()更新、なんとか頑張ります! (2019年2月23日 16時) (レス) id: 0129b756bb (このIDを非表示/違反報告)
つきなみ - 初めまして。こちらの作品が好きで、楽しく読ませて頂いてます。刀剣男士のヤンデレ具合、最高です!夢主ちゃんはどうなってしまうのか、今の本丸の審神者さんと男士は夢主ちゃんを助けること間に合うのか、続きを楽しみにしています! (2019年1月22日 20時) (レス) id: 2209e94daf (このIDを非表示/違反報告)
【彩北】(プロフ) - 4869H.Kさん» 面白いだなんて…!嬉しい限りです!ありがとうございます!!頑張ります!! (2018年12月25日 17時) (レス) id: 0129b756bb (このIDを非表示/違反報告)
4869H.K(プロフ) - 凄く面白いです!更新楽しみにしてます! (2018年12月10日 2時) (レス) id: 7a8b945c7b (このIDを非表示/違反報告)
【彩北】(プロフ) - なすの炒め物さん» コメントありがとうございます!そんなことを言ってくれるだなんて…とっても嬉しいです!その一言だけでも頑張れる気がします!続編を作ろうと思ってるので、続編が出ましたらぜひ読んでください! (2018年11月14日 1時) (レス) id: 0129b756bb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:椿 | 作成日時:2018年9月27日 23時

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