第五話 ページ7
こんのすけside
それから、A殿の聞いたあの本丸の出来事は
想像をはるかに超えるほど残酷だった
次々政府から送られる審神者たちはどれも
いい人ではなかった
男からは夜伽を強要され、
女からは暇さえあれば暴力をふられる
など、そんな話でした
…正直、この私も罪悪感を感じた
こ「……」
『…… ( ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ ) 』
こ「！！」
話を聞いて沈黙が続く中、私も罪悪感で今までにないくらい落ち込んでいると、A殿が私の頭を
撫でてきた
とても、安心できる心地良さでした
『こんのすけは、悪くないから大丈夫よ ( ﾆｺｯ ) 』
こ「！！はい、ありがとうございます…！」
審「うわ綺麗…こんのすけ羨ましい… ( 小声 ) 」
鶴「こんのすけ尻尾がすごいぞ、最早残像が見えるぜ…驚きだ…」
羨ましいでしょう？ふふっ ( ｷﾘｯ )
審「…その、Aさん……」
『？』
A殿は、名前を雅輝殿に呼ばれると
私の頭を撫でる手を止めた
審「…この本丸に、住まないか？」
鶴・こ「「『！』」」
雅輝殿は、なんとこの本丸でA殿を引き取る
ようです…
A殿は、とても悩んでる様子です
それもそうでしょう、過去のこともあって
人間という存在をすぐには受け入れられません…
こ「…雅輝殿は、バカでアホで諦めの早く常日頃から長谷部殿には叱られるだらしないお方です」
『え？』
鶴「ぶふっ ( 小声 ) 」
審「おいおいおいなんだそれ酷いな」
こ「しかし！！だからこそ、周りの雰囲気は和み、楽しむことができ、いざとなれば頼りになり、本丸の刀剣のことを家族のように思ってくれる、心優しい方です……どうですか、A殿、この方に賭けてみては…？」
『…………ふふっ』
審・鶴・こ「「「？？」」」
『こんのすけがそう言うなら、賭けてみようかな』
審「！！じゃあ！」
『私を、ここに置いてください』
鶴「うおおおお！！やったぜ！！！」
こ「そうですね！！」
なんとか私の説得で、A殿が雅輝殿に心を開きました！
よかったです…このこんのすけ、とても感動しております！！
審「よし、じゃあこれから部屋とかも決めなきゃな…なんか、楽しみになってきたな！」
鶴「俺は本丸のみんなに伝えてくるぜ！」
そう言ってお二人は嬉しそうな表情をしていました
……そういえば、目が覚めて鶴丸殿を見たときに、
雅輝殿よりも怯えていたのは、なぜだったのでしょう…？
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【彩北】(プロフ) - つきなみさん» 初めまして、コメントありがとうございます。ヤンデレでしたか！？そう思ってもらえて光栄です！()更新、なんとか頑張ります！ (2019年2月23日 16時) (
レス) id: 0129b756bb (このIDを非表示/違反報告)
つきなみ - 初めまして。こちらの作品が好きで、楽しく読ませて頂いてます。刀剣男士のヤンデレ具合、最高です！夢主ちゃんはどうなってしまうのか、今の本丸の審神者さんと男士は夢主ちゃんを助けること間に合うのか、続きを楽しみにしています！ (2019年1月22日 20時) (レス) id: 2209e94daf (このIDを非表示/違反報告)
【彩北】(プロフ) - 4869H.Kさん» 面白いだなんて…！嬉しい限りです！ありがとうございます！！頑張ります！！ (2018年12月25日 17時) (レス) id: 0129b756bb (このIDを非表示/違反報告)
4869H.K(プロフ) - 凄く面白いです！更新楽しみにしてます！ (2018年12月10日 2時) (レス) id: 7a8b945c7b (このIDを非表示/違反報告)
【彩北】(プロフ) - なすの炒め物さん» コメントありがとうございます！そんなことを言ってくれるだなんて…とっても嬉しいです！その一言だけでも頑張れる気がします！続編を作ろうと思ってるので、続編が出ましたらぜひ読んでください！ (2018年11月14日 1時) (レス) id: 0129b756bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椿 | 作成日時：2018年9月27日 23時
