【刀剣乱舞】ねぇ、嬉しくない【ヤンデレ】

第四十七話 ページ49

こんのすけside





雅輝殿の前から去る直前、雅輝殿の顔を見ると、傷ついたような、落ち込んだ顔をしていました

雅輝殿は、自分の本丸の皆のことを家族のように思ってくれる心優しい方なのです！

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ぼふんっ と、どこからともなく出てくると、椅子に座った黒いスーツ姿の男の人が一人




こ「絢( けん )様！本丸No.201 雅輝様についてお話があるのですがよろしいでしょうか？」


絢「んー？何だ？」


こ「雅輝様のことと言うか…雅輝様の本丸にいる、狐華A様のことです！A様が、何者かに攫われてしまったのです！」


絢「え゛っ、さ、攫われた！？今どきそんなことがあんのかよ！」


こ「残念ながら…」


絢「マジかよ…ちょいまちー……………ん？おいこんのすけ、本当に狐華Aって、雅輝さんの刀か？」


こ「え？そうですけど……あ！そうです！忘れていました！A様、違う本丸から逃げてきて、倒れているところを雅輝様が拾ったのです！」







忘れていました！月に一度、各本丸の現状を確かめに行くのです

もし、結界が破られた、刀が突然変異を起こしたなどと緊急な報告はその場で直ぐにしなければならないのです！



今のA殿の場合だと、直ぐに報告しなければ雅輝殿の刀帳には表示されないのです…！






絢「ふーーん、なるほどね。まぁ、直ぐに報告はするようにね、じゃないと直ぐに対応出来なくなるからな！」


こ「申し訳ございません！私から伝えておきます！」


絢「わかればいいんだ！………にしても、厄介だなこれ。多分攫った奴って、Aがいた真っっっっっっ黒な本丸の奴だわ」


こ「やはり…」


絢「…俺達政府も諦めた本丸だここは、今までで一番酷いブラック本丸だ」


こ「！そんな、ではA様は…！！」


絢「いやいや、助けられねぇわけじゃねぇから！大丈夫だ、この俺がなんとかしてみせるからさ」


こ「！ありがとうございます絢様ああ！感謝致します！」





絢様が動いてくださるようです…！絢様ならきっと、できますよ…待っててくださいね、A殿…！









絢「( 誰も手をつけられないこのブラック本丸のことを全て俺が解決すれば、俺の株！価値が！上がる！！給料もきっと上がる！！やってやる！！ )」





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政府 : 絢( けん )


・ポジティブ
・政府の一人( 地位は真ん中くらい )
・容姿はご想像にお任せします

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