第十七話 ページ19
三日月宗近side
酒で酔い潰れ、ほとんどの者達が大広間でだらしない格好で寝ていた
兼「んあ゛ｯ…ZZZ…」
鶴「……お！見ろ光坊！空に長谷部が！！…ZZZ」
倶「…馴れ合うつもりは、ない…ZZZ」
皆、寝言が個性的で聞いてて面白いぞ
三「…おや、」
『……』
外の空気を吸いに行こうと立ち上がると
目の前の縁側で、大広間に背を向けて座っている
Aがいた
やはり女子(おなご)だからか、背中が小さく見えた
だか、その背中が小さく見えたというのは、体格ではなく…見えなく、何かとても重いものを抱えている気がした
『……』
三「Aよ」
『！！…三日月宗近…？』
三「隣、失礼するぞ」
『え、ちょ』
Aが何か言ってたが、気にせずAの隣に
座った
『……』
三「あのような騒がしいのは、好きではないのか？」
『…いや、嫌いじゃない…ただ、』
三「？」
『宴をするのが、久々すぎて…どう騒げばいいのか、忘れちゃったの』
三「…ｯ＿＿＿＿」
��忘れちゃったの��と言うときにAは顔を上げた
そのときに、月の光がAを照らした
声すら出なかった
最も美しい天下五剣と言われているこの俺が、
呼吸を忘れるほどに、Aの姿は美しかった
『……？ねぇ？』
三「…あ、ははは、いやいや、すまんな」
三「ここにいる者は、皆いい人だぞ。…向こうの本丸では、人間以外に、俺達と何かあった気がするが…」
『！』
三「別に、無理に言わなくていいんだ。こちらも無理に聞いたりなんかしない……Aの、ぺーすとやらでいい、ゆっくり信じていけばいいさ」
『………うん、うん…ありがとう』
そうお礼を言ったAは先程よりも柔らかい笑みだった
うむ…やはり、美人の笑う顔はとても綺麗だ、この年寄りの目の保養にもなるな！
＿＿＿＿＿＿＿＿ おまけ ＿＿＿＿＿＿＿＿
翌朝。
兼「……う゛、あ゛ーーー…飲みすぎたな…喉乾いた……あ？」
和泉守が起きて最初に見たのは、
縁側で並んで仰向けで寝ている三日月とAだった
兼「な………嘘だろ…おーーーい！おいみんな！！！！！三日月が！！！」
堀「…兼さん？」
安「何、朝からうるさいんだけど…？」
和泉守の声で起きたみんなは縁側を見ては
三日月を必死に起こそうとしたのは、
言うまでもない。
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【彩北】(プロフ) - つきなみさん» 初めまして、コメントありがとうございます。ヤンデレでしたか！？そう思ってもらえて光栄です！()更新、なんとか頑張ります！ (2019年2月23日 16時) (
レス) id: 0129b756bb (このIDを非表示/違反報告)
つきなみ - 初めまして。こちらの作品が好きで、楽しく読ませて頂いてます。刀剣男士のヤンデレ具合、最高です！夢主ちゃんはどうなってしまうのか、今の本丸の審神者さんと男士は夢主ちゃんを助けること間に合うのか、続きを楽しみにしています！ (2019年1月22日 20時) (レス) id: 2209e94daf (このIDを非表示/違反報告)
【彩北】(プロフ) - 4869H.Kさん» 面白いだなんて…！嬉しい限りです！ありがとうございます！！頑張ります！！ (2018年12月25日 17時) (レス) id: 0129b756bb (このIDを非表示/違反報告)
4869H.K(プロフ) - 凄く面白いです！更新楽しみにしてます！ (2018年12月10日 2時) (レス) id: 7a8b945c7b (このIDを非表示/違反報告)
【彩北】(プロフ) - なすの炒め物さん» コメントありがとうございます！そんなことを言ってくれるだなんて…とっても嬉しいです！その一言だけでも頑張れる気がします！続編を作ろうと思ってるので、続編が出ましたらぜひ読んでください！ (2018年11月14日 1時) (レス) id: 0129b756bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椿 | 作成日時：2018年9月27日 23時
