27 ページ26
あの後、イェナちゃんは
自分席に戻っていって
そこからは、話しかけられることもなく
いつもと変わらない日常が流れた。
帰る頃には
朝あった事が本当は、夢だったんじゃないか
そう思えるくらい、穏やかな一日だった。
放課後になって
下駄箱の扉を開けると
そこには半分に折りたたまれた紙が一枚。
広げてみると
黄色のアイコンの絵の下に
IDらしき文字と
あのマッチョうさぎくんの絵。
そしてうさぎのくんの吹き出しには
“5分” の文字。
なんだか、2人だけの秘密のやりとり
みたいだなぁなんて思ったりもして。
そしてこれをひとりで描いてる
ジョングク君の姿を思い浮かべると
なんだか少しおかしくて
…そしてなにより嬉しくって。
ちょっと、浮かれてしまった事は
彼には秘密にしておこう。。
さりげなく周りを確認してから
そっとそれを鞄にしまった。
.
.
オーダーを取り、フロアから戻ると
ちょいちょいって、小さく手招きする
ソクジンさんに呼び止められた。
「ソクジンさん、どうしましたか?」
JN「Aちゃん」
「はい」
JN「なにか、いい事あった?」
「え?」
どうしてですか?って聞いたら
前回は心配なくらい元気がなかったのに
今日はすごく
ハッピーなオーラを感じるから!って
オーラ??って思ったけど
ソクジンさんの事だから
きっと本当に何か感じているんだろうなって思った。
JN「安心したよ」
そう言って微笑むソクジンさんは
とってもとっても優しくて
こうやってここで働く人たちの事を
いつも良く見ていてくれて、気にかけてくれる
本当に素敵な人だ。
こんな人がお兄ちゃんだったらなぁって
毎回 思ってしまうくらい
.
「楽しみな事が、あるんです」
そう伝えると、一瞬
びっくりした様な表情を浮かべたけど
すぐに
Aちゃんが嬉しいと僕も嬉しいよ。って
また あの優しい笑顔で微笑んでくれた。
104人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
_(プロフ) - 1ちゃんさん» 1ちゃんさんコメントありがとうございます!低浮上すぎて申し訳ないです。。更新頑張ります( ´∀`) (2020年7月31日 19時) (レス) id: c139fc4a65 (このIDを非表示/違反報告)
1ちゃん - 好きイィぃぃぃぁ!?!?!?更新楽しみにしてます! (2020年6月28日 16時) (レス) id: 43879a9f7a (このIDを非表示/違反報告)
_(プロフ) - くるんさん» くるんさんコメントありがとうございます!最近あまりログイン出来ず更新と返信共に遅くなってしまいごめんなさい( ; ; )素敵なググを書けるように頑張りますね〜( ´∀`) (2020年6月22日 2時) (レス) id: c139fc4a65 (このIDを非表示/違反報告)
くるん(プロフ) - このムズムズっとした距離感がまたいいですね…!!!!(男前ジョングクがいい!!かっこよすぎ!!←)これからも楽しみにしてます!!頑張ってください♪ (2020年6月14日 9時) (レス) id: 3a0b839ac7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:. | 作成日時:2020年5月2日 5時