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JK「Aさん、はい」



「あり、がとう…」




ベンチに座って呼吸を整えるけど

ずっと苦しいままで

ジョングク君がくれたお水を一口飲んだ。





隣に腰を下ろした彼はとっても涼しい顔をしていて


ついさっきまで私の鞄を持って

走っていた人には到底見えない…



そしてわたしはこんなに

全速力で走ったのはいつ振りだろう



授業より頑張った気がする






JK「Aさん、大丈夫?」



「大丈夫、です」



呼吸もだんだん整ってきて

もう一口お水を飲んだ。



冷たさのおかげで

頭がだんだんクリアになっていく気がする。






ふとジョングク君の方を見ると


ちょっと眉を下げて

困ったような表情でこちらを見つめていた。




視線に耐えきれなくなって

思わず俯いた。









JK「いきなり走ったりしてごめん」


「…え?」




勢いよくジョングク君の方を向くと

さっきと同じ表情のまま


こちらを見つめていた。









JK「せっかく会えたから

もう少し、一緒に居たかったというか…」









…なんとなく、わかった気がした。



多分ジョング君は、さっき学校で

わたしが周りを気にしてる事に気づいてたんだ。




それと同時に


顔から火が出そうって、こういう事なんだって

今 すごく実感している









「 あの、ジョングク君」



JK「なに?」



「その、、ありがとう」



JK「え?あぁ」



「わたしもっ」



JK「?」




「その、嬉しい…というか」








自分で言って、恥ずかしくなって

逃げたくなった。









あんまりにも反応が無いものだから



ぎゅっと閉じていた 目を開いて

恐る恐るジョングク君の方を見ると




JK「・・・・」



正面を見つめたまま

フリーズ していた。

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_(プロフ) - 1ちゃんさん» 1ちゃんさんコメントありがとうございます!低浮上すぎて申し訳ないです。。更新頑張ります( ´∀`) (2020年7月31日 19時) (レス) id: c139fc4a65 (このIDを非表示/違反報告)
1ちゃん - 好きイィぃぃぃぁ!?!?!?更新楽しみにしてます! (2020年6月28日 16時) (レス) id: 43879a9f7a (このIDを非表示/違反報告)
_(プロフ) - くるんさん» くるんさんコメントありがとうございます!最近あまりログイン出来ず更新と返信共に遅くなってしまいごめんなさい( ; ; )素敵なググを書けるように頑張りますね〜( ´∀`) (2020年6月22日 2時) (レス) id: c139fc4a65 (このIDを非表示/違反報告)
くるん(プロフ) - このムズムズっとした距離感がまたいいですね…!!!!(男前ジョングクがいい!!かっこよすぎ!!←)これからも楽しみにしてます!!頑張ってください♪ (2020年6月14日 9時) (レス) id: 3a0b839ac7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:. | 作成日時:2020年5月2日 5時

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