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ある日の放課後
「ジョングク君!」
急いで靴を履きながら
見覚えのある後ろ姿を呼び止めた。
JK「Aさん。どうしたの?」
振り向いて、ちょっとびっくりした様子で
目を見開いたジョングク君。
その瞬間、体温が上がって
心臓の音が少し早くなるのががわかった。
毎日 声は聞いているはずなのに
顔を合わせるのは何日か振りだから
なんだか少し緊張してるのかもしれない
JK「Aさん?」
「あ、えっとね、これ」
わたしはポケットからストラップを出して
ジョングク君に差しだした。
JK「これ」
「わたしの教室に落ちてたみたいで、
後ろの席のイム・イェナちゃんって子が拾ってくれたよ
見覚えがあったからジョングク君のじゃないかなって思って、、」
JK「そう、これ俺の」
「やっぱり!
ごめんね、返すの遅くなっちゃって」
JK「いや、わざわざありがと」
そう言うと、受け取った
ストラップを真っ黒なリュックにつけ直した。
「・・・じゃあ」
JK「Aさん」
「はいっ」
JK「この後、時間ある?」
「えっ」
じゃあ帰るね、そう言おうと思っていたから
予想外の展開に戸惑う。
JK「お礼、したい」
「お礼だなんてそんな」
大丈夫だよって何度も言ってるんだけど
中々引き下がってくれない様子。
周りには下校していく生徒達の姿が。
…ちらほらと視線を感じる
JK「俺、Aさんが
いいって言うまで引き下がらないよ」
「な!?」
口をむってして、ちょっとこっちを睨んでる気がするのは
気のせいじゃないよね、、?
JK「この後バイトある?」
「・・・ないよ」
JK「遊びに行くとか誰かと会うとか、予定は?」
「…ない、かな」
JK「じゃあ行かない理由は?」
「う…」
!?
突然わたしの鞄を奪って
ニヤリと笑ったジョングク君
JK「Aさん」
…嫌な予感、しかしない
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_(プロフ) - 1ちゃんさん» 1ちゃんさんコメントありがとうございます!低浮上すぎて申し訳ないです。。更新頑張ります( ´∀`) (2020年7月31日 19時) (レス) id: c139fc4a65 (このIDを非表示/違反報告)
1ちゃん - 好きイィぃぃぃぁ!?!?!?更新楽しみにしてます! (2020年6月28日 16時) (レス) id: 43879a9f7a (このIDを非表示/違反報告)
_(プロフ) - くるんさん» くるんさんコメントありがとうございます!最近あまりログイン出来ず更新と返信共に遅くなってしまいごめんなさい( ; ; )素敵なググを書けるように頑張りますね〜( ´∀`) (2020年6月22日 2時) (レス) id: c139fc4a65 (このIDを非表示/違反報告)
くるん(プロフ) - このムズムズっとした距離感がまたいいですね…!!!!(男前ジョングクがいい!!かっこよすぎ!!←)これからも楽しみにしてます!!頑張ってください♪ (2020年6月14日 9時) (レス) id: 3a0b839ac7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:. | 作成日時:2020年5月2日 5時