やっぱりあいつはサイコパス ページ44
「きょうは」
「いいねぇ」
「夏ということで」
「おぉいいねぇ！」
「ホラーです」
「ホラーですかぁ！」
「二人のせいで世界観がぶち壊れよ！」
謎に腹から声を出す伊沢さんとこうちゃん先輩に須貝さんがツッコんでスタート。
「意味が分かったら怖い話、意味早分かりクイズ！」
「去年やったやつですか？」
「はい。」
「じゃああの企画といえばの人はどこ行ったんですか？」
「ああ、あのナチュラルサイコパス疑惑がある女の子ですか。」
「隠しきれてない！」
「あの僕の後輩は、早すぎるので出禁です。」
「あははは！」
「後でサブチャンでやらせます。」
なるほど、さっきからふくらさんが私を引っ張って出ようとしていたのはこのためか。
理由が分かったので、ふくらさんと部屋を出た。
そして数時間後、撮り終えたらしい。
「須貝さん今日早押し強くない？」
「俺今日は頑張った」
「じゃあA次第では来年は須貝さんvsAで出そ。」
『えぇ……』
良くも悪くも、意味怖クイーンになってしまった私。
今回で払拭できたらな、と思う。
妥協はしたくないけど。
「撮るねーはい。」
珍しくこうちゃん先輩と二人で動画撮影が開始。
「意味が分かったら怖い話早わかりクイズ、ハイパー！」
『ハイパー！？』
「だってA早すぎんじゃん。」
『去年のは、まぐれです。』
「絶対嘘だ！ちなみに対策はしましたか？」
『してないです！』
「それでは、Aは意味怖クイーンの座を守りきれるのか。行きましょう！」
こうちゃん先輩の声に、指をボタンに動かす。
すると、変な声が聞こえてきた。
「父が、死んでしまった……」
『ふははっ何ですかっ！それ！』
「俺なりに感情を込めて読みました。」
『努力だけは伝わりました。』
「はいもう分かったから！読むよ！」
ちょっともう一回聞きたかったけど、我慢して耳を傾ける。
「父が、死んでしまった。
「手は尽くしたのですが……」お医者さんは悲しげな顔で告げた。
父の亡骸を抱くととても軽かった。苦しかったのだろう。」
ぴんぽーん
「……え！？嘘でしょ？どうぞ。」
『そのお医者さんがお父さんの臓器売買をした。』
ぴんぽんぴんぽーん
こうちゃん先輩は目をこれでもかと見開いて正解のSEを鳴らしてくれた。
「なんで分かったの……」
『最初にお医者さんが怪しいなと思って。そして苦しかったのだろうとかも絶対怪しいなと考えたら、こうなりました。』
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琉羽 - 姫宮りなさん» 全然大丈夫ですよ〜。そうなんですね！すごく楽しみです。 (2020年3月21日 23時) (
レス) id: 810423ab64 (このIDを非表示/違反報告)
姫宮りな(プロフ) - 琉羽さん» 遅れてすみません。実は既に続編でそのようなお話を登場させる予定でございます……！ご期待に沿えられるか分かりませんが、もう少しお待ち下さい。 (2020年3月21日 15時) (レス) id: 44cfe62c3a (このIDを非表示/違反報告)
琉羽 - 姫宮りなさん» お忙しい中レスをありがとうございます。そう言って頂けて私も嬉しいです。これは私の我儘にであり姫宮さんを困らせるリクエストかもしれないのですが弟子がせめて東大を卒業するまで見守る川上さんの姿を小説で描いて欲しいなと思っています。 (2020年3月19日 9時) (レス) id: 810423ab64 (このIDを非表示/違反報告)
姫宮りな(プロフ) - 琉羽さん» じーんとくるコメントありがとうございます……本当に嬉しいです。これからも少しずつ頑張ります。 (2020年3月18日 22時) (レス) id: 44cfe62c3a (このIDを非表示/違反報告)
琉羽 - 初めまして。クイズに愛された美少女1からずっと読んでいます。QK が大好きで箱推しですが中でも同年代の川上さんを尊敬している時にこの作品と出会えました。素敵な縁をありがとうございます。これからも応援してます。お体に気をつけて下さいね。 (2020年3月18日 17時) (レス) id: 810423ab64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：姫宮りな | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/Rina_Himemiya
作成日時：2019年12月26日 23時
