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mzk.i ページ20







瑞『 お疲れさま 』

「 ごめんね、待たせて 」

瑞『 全然?疲れてない?』

「 っえ?…うん、大丈夫…… 」









今日は、会う予定は無かったのに
バイト中、彼氏である瑞稀から
『 会いたい、』というメッセージが届いていて
バイトが終わったあと、迎えに来てくれた









瑞『 会いたかった 』

「 私も 」









瑞稀は私の前髪をくしゃ、と乱して
ぎゅーと抱きしめてくる
瑞稀の身体は少しだけ暖かくて
いつもより抱きしめる力が弱いように感じた









「 どうしちゃったの…? 」

瑞『 なんでもないよ、さてと帰ろっか 』

「 ……? 」









いつもならバイト終わりに迎えなんて
まずありえないし
(というか私が瑞稀のバイト先まで迎えに行くことしか今まで無い)
いつもより目がトロン、としている気がした









「 …私になんか隠してる? 」

瑞『 ううん、何も隠してないよ 』

「 なんか、いつもより優しいね? 」

瑞『 そうかな…… 』

「 元気、ない? 」

瑞『 んーん、そんなことないよ 』









瑞稀は、何故かハア…と大きくため息をつくと
ポケットから手をだしてきて、ん、と突き出す
私はその手を取って隣を歩き始めた

私は少しの違和感を感じたけど
その正体に気づかないまま

.→←.



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設定タグ:美少年 , HiHiJet , ジャニーズJr   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:shion. | 作成日時:2019年10月11日 20時

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