オフィスに取材 ページ4
「あ、おはようございます！」
『おはようございます……？
あ、取材ですか！ありがとうございます。』
とある日。
いつものようにオフィスに来たら、見たことあるアナウンサーの方と、カメラを肩の上に抱えたカメラマンさん。
すっかり忘れてたけど、金スマの取材があるって言ってたっけ……
ついにそんなゴールデン番組で2時間の特集まで組んで頂けるようになったんだな、ってちょっと感動した。
『あ、おはようございます！』
「お、Aちゃんおはよ。」
「「「おはよ〜」」」
スタスタと歩いて執務室でファルさんの隣に腰を下ろす。
「今日はかなりの間カメラさんいるみたい。」
『あ、分かりました。なんかソワソワしますね。』
「えー、俺よりAちゃんの方が慣れてるでしょうよ。」
『いやいや、まだまだ慣れないです。』
俺ほんと緊張するーなんて笑うファルさん。
その後数分作業を進めていたら、伊沢さんがふらっとやって来た。
「お疲れー」
一言声を掛けてさらっと筋トレを始める。
それだけなら日常茶飯事だけど、今日はカメラさんもついてくるから全然違う。
「この案件今どうなってる？」
「あー、一応話は聞いてて。……」
まだ私は大学生だからお手伝いしかできないけど、いつかはこんな風にお仕事の面でも活躍できたらいいな。
いつもの光景を横目にキーボードを叩いていたら、駒田さん(さっきお名前聞いた)に声を掛けられた。
「社長、頭の中入ってます？」
ここでチェック。
確かに、普通はあり得ない光景だろう。
私ならたぶんそこまでちゃんと頭に入んないもん。
「はい。プラットフォームを作って……」
でも伊沢さんはきちんと考えてるから、きっちり受け答えしてた。
「社員の仕事邪魔してるみたいに見えるんですけど……」
「いやでも突発的にここでエクササイズが始まったりしますからね。」
それはたまにある。
私も跳んでるもん。
「結構皆さん笑顔なので嫌がられてはいないと思いますけどね。」
『いつものことなので。』
ニコニコしてたら、駒田さんは笑って伊沢さんに着いていった。
これがQuizKnockだもんね。仕方ない。
後ろ姿を見送って、また作業に戻った。
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ケセラ - とても楽しく読ませていただいていました！本当にお疲れさまです！ (2021年7月12日 23時) (
レス) id: a6e1b8d173 (このIDを非表示/違反報告)
琉羽(プロフ) - 姫宮りなさん» こちらこそいつもお気遣いありがとうございます。また再開されることがあったら新作も楽しみにしてます！ (2021年3月22日 23時) (レス) id: 810423ab64 (このIDを非表示/違反報告)
姫宮りな(プロフ) - 琉羽さん» 琉羽さん！いつも暖かいコメントをくださって本当に嬉しかったです。ありがとうございます。琉羽さんにも幸せが訪れますように！ (2021年3月22日 22時) (レス) id: 9cbf5c6d67 (このIDを非表示/違反報告)
琉羽(プロフ) - 完結おめでとうございます。りなさんの小説をこれからは読み返して楽しみたいと思います。本当にお疲れ様でした。沢山の幸せをありがとうございます。姫宮さんのこれからに多くの幸が舞い込むことを願っております。 (2021年3月21日 23時) (レス) id: 810423ab64 (このIDを非表示/違反報告)
姫宮りな(プロフ) - わかさん» わかちゃんありがとう！こんな遅くなって、こんな形でごめんね。これからも仲良くしてね！ (2021年3月21日 22時) (レス) id: 9cbf5c6d67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：姫宮りな | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/Rina_Himemiya
作成日時：2020年5月18日 1時
