【HQ】ヒロインに守られる系モブインちゃん。【青葉城西】

守られる『thirteen』 ページ17

・



モブ山モブ美バレー部に入った。

「……は？」



ぼくの従兄妹が、バレー部に入ったらしい。





「…主将。」

「ん？ 月島がおれに話しかけるなんて珍しいな。どうした。」

「どうすれば従兄妹に催眠術かけられますか？」

「月島が熱出したぁぁぁ！」



ばたばた騒がしいなぁ。
…にしても本当どしたのアイツ。


ぼくの従兄妹こと月山Aは自分をモブだと信じて疑わなく目立つことが嫌いなやつ。


そんなアイツがバレー部、おまけに青葉の一軍に入ったときた。おまえもうモブじゃないデショ。

更にあの及川とかゆう大王様。


あんな女たらしでベーコンレタスなやつがいるバレー部だよ？ ぼくの従兄妹汚すき？ よろしい、乗り込みだ。



「ちょっと青葉に乗りこんできます。」

「なにがどうしてそうなった月島ぁ！？」

「従兄妹をベーコンレタスから救ってきます。」

「よーし、取り敢えず落ちつくべ月島ぁ！」




おかんとおとんに確保された。
この間にAが腐海にはまったらどうするんですかそんなアイツも好きだけどネ！


ー…ぴこん、と携帯が鳴ったことに説得されていたぼくは気づかなかった。






ーただいま蛍。





アイツからのメッセージに。

守られる『fourteen』→←守られる『twelve』

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す