立花鈴の日常3 鈴side ページ4
紗良乃の家を離れて、帰路を歩む。途中で彩に会った。
「お姉ちゃん！」
「彩、塾の帰り？」
「うん。お姉ちゃんは少し遅くない？」
「あぁ、友達の家で少しお茶してたの。」
「ふーん」
「あ、拗ねてる？」
「えっあっ、いや…なんでもない。」
「ふふっ、はいこれ。クッキーよ。彩たちにおみやげ。」
彩が目を輝かせている。可愛い……！
「ただいま」「ただいま帰りました。」
「おかえり、二人で帰ってきたの？」
「うん。あ、母さんこれクッキー。」
「あぁ、紗良乃ちゃんのとこのね。ありがと。」
「夜ご飯作ってある？」
「ええ。」
「わー。ごめんなさい、手伝えなくて。」
「全然いいわ。いつもお世話になりすぎてるの。」
「母さんは頑張ってるよ。私知ってるんだから。無理しないでね。」
お母さんは頑張っている。それは私も知ってる。だから無理しないで頼ってほしい
。頼りにくいのかも知れないけどね。大好きだから。
あ、彩がクッキーを食べている。もぐもぐしてる。可愛い……。もっと食べさせたくなっちゃう。あ、食べ終わっちゃた。残念。
「お姉ちゃんっおかえりっ！」
「奈子、ただいま。クッキー食べていいよ。」
「やった！大好きっ。お姉ちゃんはいいの？」
「お姉ちゃんはもう食べたからいいわ。」
「わかった！」
奈子がクッキーを頬張っている。可愛い……！あ、もう食べ終わったわ。あら、ふふ。
「奈子、お口の周りについてるよ。」
「え、どこ？」
「ここよ。」
口元を指差しながらい言う。ああ、そっちは反対ね。
「こーこ。」
奈子の口元をハンカチで拭う。
「はい、とれたよ。」
「ありがと、お姉ちゃん。」
「どういたしまして。」
「ねえねえ、お姉ちゃん宿題教えてくれない？」
「いいよ。どこかな？」
「奈子の部屋来て。」
手を引かれて奈子の部屋に向かう。奈子の部屋は可愛らしいカラフルな部屋だ。
「えっとね、これと、これと、これと………」
「あ、奈子宿題してなかったんでしょう。」
「うっ、ごめんなさい。」
「もうっ、駄目よ？次から気をつけてね。」
「はーい」
この後、彩の勉強もみてから寝る。あ、もちろん途中でにお風呂に入ったりしている。
祐樹におやすみなさいを言って、部屋に戻る。11:30か。明日も頑張ろう！
おやすみなさい。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿立花鈴の日常 fin.
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night(プロフ) - みぷくんさん» 気づいたところは直しましたが、まだあるかもしれません…。 (2022年1月5日 15時) (
レス) id: 0cc99a9693 (このIDを非表示/違反報告)
night(プロフ) - みぷくんさん» すみません！すぐ直します！ (2022年1月5日 15時) (レス) id: 0cc99a9693 (このIDを非表示/違反報告)
みぷくん - 若竹の竹ですがこっちの武です。 (2022年1月5日 13時) (レス) @page26 id: a292e0e664 (このIDを非表示/違反報告)
night(プロフ) - シーさん» コメントありがとうございます。そんな風に考えながら書いてます！ (2021年12月26日 18時) (レス) @page19 id: 0cc99a9693 (このIDを非表示/違反報告)
シー - 彩にお姉ちゃんがいるとこんな感じなのかなと思いました。 (2021年12月24日 22時) (レス) @page11 id: bdade2f463 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：night | 作成日時：2021年11月10日 20時
