高柳真人の戸籍 鈴side&no side ページ26
けど、そうすると、梅津さんを助けるのは違う気がする。
だって…いや？そうでもないのかしら？あー私、そういうのって分からないわ。どうなんだろ…？
と、ここで行き詰まったのですみちゃん(純恋ちゃん)に相談してみることにした。
「…もしもし、すみちゃん？」
〔はーい、すみちゃんです〜。どうしたんすか？〕
「すみちゃんに聞きたいことがあってね、」
〔はあ…〕
ことの顛末をあらかた話すと、ため息をついて、めんどくさいことに巻き込まれてますね、と言われた。
〔…そうっすね。その高柳の性格にもよるんじゃないっすか？〕
「性格……梅津さんを助けるような性格ねえ……」
頬に手を当てて考えてみるけど、よくわからない。普通の男子中学生って感じだったけどな。顔色が悪かったくらいね。
〔ま、とにかく、助ける可能性もあると思いますよ。〕
「そっか。よし！ありがとう！」
〔はーい。じゃ、ファイトっす。〕
よし！じゃあ、助けたということで一旦考えてみよう。
高柳真人の行動を推測してみよう。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿in 秀明
「では、黒木調査員の緊急報告を聞こう。」
若武が少し気取ってそう言う。指名された黒木は、腕組みして椅子の背にもたれながら口を開く。
「いくつかの重大な事実が分かった。まず第一に、高柳真人はおじである梅津公介のところに引き取られたという話だったが、これは間違いだ。梅津は高柳のおじじゃない。」
「梅津は高柳真人の父親なんだ。」
その場にいる全員(黒木を除く)が驚いた。
「どうして分かった？」
と上杉が聞くと、黒木は椅子の背から体を起こした。
開けて見ろよ、と黒木に差し出された封筒を開けた上杉。中身は一枚の紙だった。
途端に若武が近づき、その紙をひったくった。
「これって、もしかして、戸籍トーホン？」
「おまえ……ヤバいことやったな。」
上杉が黒木を睨む。彩と小塚は何のことか分からず、ただキョトンとしている。
それを見た上杉がため息を吐きながら、彩たちを見まわす。
「
黒木の方を向いて、
「どうやったんだ！？」
と聞くも、躱されてしまった。
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night(プロフ) - みぷくんさん» 気づいたところは直しましたが、まだあるかもしれません…。 (2022年1月5日 15時) (
レス) id: 0cc99a9693 (このIDを非表示/違反報告)
night(プロフ) - みぷくんさん» すみません！すぐ直します！ (2022年1月5日 15時) (レス) id: 0cc99a9693 (このIDを非表示/違反報告)
みぷくん - 若竹の竹ですがこっちの武です。 (2022年1月5日 13時) (レス) @page26 id: a292e0e664 (このIDを非表示/違反報告)
night(プロフ) - シーさん» コメントありがとうございます。そんな風に考えながら書いてます！ (2021年12月26日 18時) (レス) @page19 id: 0cc99a9693 (このIDを非表示/違反報告)
シー - 彩にお姉ちゃんがいるとこんな感じなのかなと思いました。 (2021年12月24日 22時) (レス) @page11 id: bdade2f463 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：night | 作成日時：2021年11月10日 20時
