立花鈴の日常1 鈴side ページ2
私の朝は早い。4時に起きて、10分ほどジョギングをする。
帰ってきたらお風呂に入って、そのあと母さんと一緒に朝ご飯とお弁当を作る。
そうしたら5時半になっているので、祐樹を起こして一緒に勉強をする。
そうこうしてるうちに、まずお父さんが降りてくる。
「おはよう」
「おはよう。相変わらず早いな。」
「惰性だよ。慣れれば何ともないから。」
そのあと、家の可愛いお姫様たちが降りてきて皆でご飯を食べる。
祐樹だけは少し早く食べ始めちゃうんだけど。一緒に食べたいのになぁ。
お父さんと祐樹のあとに家を出る。女子校に通っていて、途中から友達と一緒に行くことになる。
「今日も鈴は可愛いねえ。」
「？……ふふっ、急にどうしたの？」
「いやー、朝鏡で見た私の姿と比べちゃった……。」
「えー、紗良乃はいつも可愛いのに。」
「わー、天使じゃん。好きだわ。」
「んーと、ありがとう？」
北森紗良乃。活発で元気いっぱい、運動神経抜群の女の子。
可愛らしい見た目とテンポの良い会話力、あとスポーツをする時のかっこよさで大人気だ。彼女はバスケ部に入っている。それ目当てでバスケ部に来る子も多いとか。
「おはよう、鈴さん。」
「おはようございます、もみじ先輩。」
琳海もみじ。私の入っている文芸部の3年生。とっても綺麗で、細かな作法がなめらか。全校生徒の憧れの的。ちなみに文芸部は3年生はもみじ先輩と平山香夜菜先輩。2年生は、私と蒼。1年生が、純恋ちゃんと綾香ちゃんと美奈ちゃん。合計7人の少ない人数で形成されている。
「れっ、鈴せんぱいっ！」
「ふふ、どうしたの？美奈ちゃん。」
「あの、これ、小説を書いてみたんですが、その」
「すごいじゃない！読みたいな〜」
「あっ、えっと、これですっ！アドバイスとか貰えるとっう、嬉しいです！」
「うん、わかったよ。読んでおくね。感想もあとでお伝えします。」
「はいっ！」
美奈ちゃんは可愛らしい女の子。小動物みたいで守りたくなる。それと、文を書くのがとっても上手。この間、話の繋ぎ方が上手ねと言ったら目をキラキラさせてありがとうございますって言ってたな。あ、もうこんな時間。教室へ戻らないと。
教室に入ると、もう皆席に座っていて注目を浴びてしまった。恥ずかしい。
ホームルームが終わり、授業が終わり、放課後になると雨が降ってきた。
「えっ、やっば、雨かよ。傘持ってきてねー」
「紗良乃、大丈夫？私折りたたみならあるから一緒に帰ろう？」
「天使」
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night(プロフ) - みぷくんさん» 気づいたところは直しましたが、まだあるかもしれません…。 (2022年1月5日 15時) (
レス) id: 0cc99a9693 (このIDを非表示/違反報告)
night(プロフ) - みぷくんさん» すみません！すぐ直します！ (2022年1月5日 15時) (レス) id: 0cc99a9693 (このIDを非表示/違反報告)
みぷくん - 若竹の竹ですがこっちの武です。 (2022年1月5日 13時) (レス) @page26 id: a292e0e664 (このIDを非表示/違反報告)
night(プロフ) - シーさん» コメントありがとうございます。そんな風に考えながら書いてます！ (2021年12月26日 18時) (レス) @page19 id: 0cc99a9693 (このIDを非表示/違反報告)
シー - 彩にお姉ちゃんがいるとこんな感じなのかなと思いました。 (2021年12月24日 22時) (レス) @page11 id: bdade2f463 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：night | 作成日時：2021年11月10日 20時
