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その晩私は夢を見た。


子供の頃家族で遊園地に行った夢。









「おはよう、A」


「お母さん、おはよ」





目が覚めたら夢の中と同じ家族の優しい笑顔があった。









親が好きだ。



夢でも現実でもそう実感する。




だけど、







「龍也も、おはよう」



「っ、」


「……母さんおはよ、Aも」




「……おはよ」






当たり前に隣へと並ぶ、実の兄を誰よりも想ってしまった。




それはきっと、残酷なほどに。









この恋は、強いけれど脆い。

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はるか(プロフ) - 読ませていただきました。切なくて、どきどきして、胸がいっぱいになるお話でした!優しいし龍也おにいちゃんすごくすきです!素敵な作品をありがとうございましたっ (2019年7月28日 4時) (レス) id: 2fad28cd3c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:踊れる人大好き芸人 | 作成日時:2018年9月14日 20時

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