私は良心で行っただけ…【すとぷ】【青】

第35話 好きな人・彼氏 ページ41

Aside

A｢魅空さん、頭を上げてください。この問題は許す許さないの問題ではないと思うんです。｣

そう、私は許そうとも思ってない。
けど、許さないのも違うと思うの。

み｢え…？でも、私はこんな事があっ他のだとしても、嘘をついて脅して騙したんです。もう、今更って感じだと思います…。｣

A｢私はこんな事されて許そう。なんて思えるほど心が広くないんです。でも、そんな事をしてしまったのには魅空さんなりの理由があったのも本当の話ですよね？嘘でないのなら、何にもなりません。謝ってくれるのは自分のした事に罪悪感みたいなものがあるからなんですよね。｣

み｢…そう。悪かったって、思ってるから。何も嘘をついてないし、許してもらおうとも…思ってない。です｣

途切れ途切れに話してくれた。
けれど、正直謝ってくれたのは少しは嬉しかった。

だって、ころんくんが誰とも付き合ってないのだから。
それが確信したから。

でも、それと同時に…瞳のことを思い出した。
喧嘩をしてから1度も会っていない。

A｢…。報告してくれてありがとうございます。すみません。ずっとリハビリをしていたので疲れてしまって、そろそろ…。｣

嘘。全く眠くないし疲れてない。
なんでだろう。嬉しいのに嬉しくない。
瞳のことが気がかりすぎる…。

み｢…。そうだよね。わかった。また明日、お見舞いに来るね！お話聞いてくれてありがとう。また、色々話そうね。｣

にっこりと笑って魅空さんは病室を出ていった。
でもころんくんはまだ…。

こ｢…｣
A｢…｣

…なんだろう。話があるのかな？

A｢あ、あの…ころんくん？｣

こ｢…僕に彼女がいないのって嬉しい？それとも、悲しい？｣

…？どうゆうことだろうか。
そんなの嬉しいに決まってる。でも、なんだか、違う。

こ｢…。ごめん、今のは忘れて。逆に質問するね。Aちゃんには好きな人とか彼氏はいる？｣

A｢え…？｣





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大変お待たせ致しましたっ。
こんなに遅れて申し訳ないです…。

もしかしたら次回も結構遅れるかもしれません…リアルでゴチャゴチャしてました(๑﹏๑;)

もう少し早く更新できるように頑張ります！

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