私は良心で行っただけ…【すとぷ】【青】

第17話 遊びに行くって話してなかった？ ページ21

Aside
な｢…Aちゃん。一緒に食べる？｣

A｢え？良いんですか？｣
びっくりした。だって、あんまり喋ったことないのに、しかも、人気歌い手に誘われるなんて…

な｢もちろんだよ！どうせ俺も1人だし、寂しいじゃん？｣
A｢あ、ありがとうございます…！私も1人だったので…｣

か、神様だ…。神々しすぎる…。
…なんでだろ。なんで今、ころんくんのことが頭をよぎったんだろ…。

な｢じゃあ、俺の家来る？意外とここから近いし。疲れたでしょ？｣

A｢？！え、で、でも…｣
え？！なんだか、申し訳ないし…。ななもりさんが良いって言うなら良いのかな？…今家に帰りたくないし…

な｢良いからおいで。｣

ななもりside

まさかまさかでお寿司屋さんでAちゃんに会った。
一昨日くらいにあった時よりすこしやつれてる気がしたのは気の所為ではないと思う。

はぁ…多分ころん関係だと思う。
何してんだよ、ころん。Aちゃんのことしっかり大切にしろって言ったのに…。

こんなにやつれて…。
少し驚かれたが、一緒にお寿司を食べようと誘った。
きっとこっちの方が相談にも乗れるし、お互い寂しくないだろう。

もちろん、下心などないからね？
Aちゃんに何かしようとは思ってないよ？
確かに可愛いけどね。メンバーの好きな子に手は出さないよ。

俺が好きな子にしか手は出さないって決めてるから。
さて、どうすっかなぁ。

な｢さ、ここだよ。俺の家。入って入ってー！｣

A｢こ、こんばんは！｣

な｢はーい。どうぞー！荷物とか適当に置いて良いよ！お茶出すね！｣
A｢あ、ありがとうございます！頂きます！｣

さ、お茶を振舞って、本題に入ろうか。



Aside

ななもりさんの家はすごい綺麗だった。
お茶も振舞って貰って、本当にありがたい。

やっぱりすとぷりのリーダーってこともあってなのかしっかりしてる人だな。

な｢ねぇねぇAちゃん。｣

ななもりさんが真剣な眼差しでこちらを見ている。
ど、どうしたんだろう？

A｢は、はい…？｣
な｢敬語とさん付け無しって決めたよね？｣((ﾆｺﾆｺ

あ、すっかり忘れてた…。

A｢…わ、忘れてた。なーくん。｣

な｢それでよし！｣
満面の笑みでこちらを見ている。とても美しい…。

な｢そういえばさ、この前ころんと遊びに行くって話してなかったっけ？｣


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よしっ！久々に余裕を持って終わらすことが出来たー！！
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