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第３８話 ページ48
奏「ミヨにわたしの曲が届いていたって知ったから」
奏「だからわたしは……わたしの曲でミヨを救いたい。まだ可能性が残されているなら、絶対に救いたい」
奏「例えそれが、呪いだとしても」
ヨミ「K……」
ヨミ「呪いだとしても、私を救いたい……?」
ヨミ「フフ、認めるなんて、潔いね」
奏「……」
ヨミ「でも、もしその曲を聴いても、きっと変わらない。少し救われて……また、消えたいって想いが強くなるだけ」
ヨミ「だからもういいの。放っておいて」
瑞希「ミヨ……!!」
絵名「……ふざけないでよ!!」
絵名がセカイに来た
えななん……
奏「え？」
瑞希「え、えななん!?どうしてここに……!」
司「東雲!」
絵名「そいつに、ミヨに、一言言いに来たの」
絵名「自分で探せないとか、消えた方がいいとか、ぐちゃぐちゃ言ってるそいつが、心底ムカつくら!」
心底ムカつく、私もそうだよ
邪魔してくるこの人達に
ヨミ「……」
絵名「なんなのあんた?」
絵名「なんであんたは、私の欲しいもの持ってるくせに、消えたいとか、平気で言えるわけ？」
ヨミ「何言ってるの？」
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