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第２６話 ページ36
ヨミ「どうして、私だけが変だって言えるの？」
司「……」
ヨミ「とにかく、もう疲れた」
ヨミ「ミク、このセカイに、この人達はいらない」
ミク「……うん」
絵名「えっ?ミク……!?ちょ、ちょっと!」
絵名が光の粒子と共に消えていく
瑞希「え……き、消えた!?ミクが触ったら……」
ミク「あなたも」
瑞希「わっ!」
奏「瑞希……!!」
瑞希も光の粒子と共に消えていく
ミク「あなたも……」
奏「待って……!」
ヨミ「さようなら」
ミクが奏に触れると奏も消えていく
ヨミは笑顔で小さく手を振る。
ミク「……さよなら」
ヨミ「天馬先輩だったんですね、【Glare】って」
司「……ああ」
司の瞳のハイライトが消えた
司「音楽にも詳しい仙道だったら、俺の声を見分けるのも簡単だったろう、なぜ……」
ヨミ「気分です……」
司「……そういうことにしておく」
ヨミ「天馬先輩も、ここに逃げてもいいんですよ」
司「言っても無駄だ、どうせオレ達は逃げられないだろ？」
ヨミ「……」
ヨミ「それもそうですね……」
ヨミは司の傍に体操座りをする
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