私ってなんだっけ……【プロセカ】 (ページ20)

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仙道ヨミ－HAPPYBIRTHDAY　ストーリー前編ページ20

25時

ヨミ「(歌詞もう少しで完成する)」

ヨミはペンを走らせる

奏『ミヨちょっといい？』

ヨミ『どうしたの奏?』

瑞希『明日の25時セカイに集合ね』

ヨミ『セカイに？』

絵名『あんたの誕生日だからよ』

ヨミ『誕生日?』

瑞希『折角だしセカイでミク達ともやりたいなってこと、ヨミの誕生日をさ』

ヨミ『勝手にして』

瑞希『うんありがとう、じゃあ明日セカイに集合ね』

セカイに集合……

元々は私の『消えたい』って想いから生まれたセカイが

こんな風に使われるなんて、去年の私は思いもよらなかったな

翌日

仙道家リビング

ヨミ「ごちそうさま、お母さん」

早く学校行かなきゃ

母「はいお粗末様でした、ヨミ今日はあなたの誕生日だったわね」

ヨミ「うん、そうだよ」

母「プレゼントを沢山貰うと思うのよね、でも手作りのお菓子とか貰っちゃダメよ不衛生だし断りなさい、後勉強の邪魔になるものも貰っちゃダメよ、ゲームとか漫画とかももっての他」

またこれ

何回目だっけ

ヨミ「わかったよ、ありがとうお母さん……」

ヨミはカバンを持って玄関を出てドアを開けた

ヨミ「あれ、まふちゃん？」

いつもいるはずの幼馴染みの姿が見えなかった

ヨミ「……まぁ、いっか」

ヨミは何もなかったように登校する