オタク少女、キミガシネの世界に来た【キミガシネ】 (ページ39)

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37話ページ39

A視点

『ここまでの展開は全部知ってるから安心して』

アリス「……そうか。」

あ、オネェタイム終わった。

Aに投票しますか？

はい

集計結果

サラ 2票
ジョー 2票
カンナ 2票
ソウ 3票
カイ 3票
A 1票

サラ「……」

ホエミー「ふふ…投票結果はいかがでしたか？」

ホエミー「決選投票に進む者は…6名」

ホエミーが選ばれた全員の名前を言っていく。

Q太郎「お、オレは助かったのか…？」

アリス「う、ウソでしょ！？アタシも！？やったわ！！」

喜びアリスかわよ。

というか誰だよぉ。

天使のカイさんに投票したの！！( *¯ ³¯*)ぶーぶー

ホエミー「ふふふ…最後の20分間…限りなく少ない時間を有効にお使いください。」

ケイジ「じゃあ、Aちゃん。身代候補者…教えてくれないかな？」

『……ジョー、ケイジ、カイ、カンナ、アリスの5人です。』

私はウソをついた。

嘘をついてはいけないとルールブックに書いてなかった。

……説明にもなかった。

だから、私はウソを付く。

ジョーくんにﾀﾋんで欲しくない。

その気持ちが上回った。

ジョーくんが身代だとわかった。

……ジョーくん……。

『……ﾊｯ』

ヤバい。

また考えすぎてしまった。

どこまで行った？

ジョー「皆！俺に投票しないでくれねぇか！？」

ナオ「どういうことですかぁ！？」

ジョーくん…君は優しすぎるんだよ…。

バカ野郎。

ジョー「オレは賢者だ！占いもやった！でもまだハッキリと占い結果を言ったわけじゃねぇ！」

ジョー「賢者は占い結果を偽れない…だから。」

ジョー「オレは…鍵番が誰なのかを言う！！」

ジョー「その代わり。オレに投票しないで欲しいんだ！！」

Q太郎「オレは乗るぜ！！言ってみろ。ソイツの名前を！」

ジョー「そいつの…名前は…！」

ジョー「もちろん。サラだ！！」

ジョーくん笑顔が可愛いよ！！

なんか心無しかポケットの犬も喜んでいるように見える。

ほら、しっぽふりふりーって。

Q太郎「よぉーし！！あとはソウ、カンナ、カイ、Aの3人から身代を…」

カンナ「あの…」

カンナ「私…賢者です。」

ギン「ニャン！？」

ニャン！？だって！可愛いかよぉ！おま、可愛すぎだろ！！

カンナ「占いの結果…ソウさんが鍵番でした。」

レコ「お…おい…」

カイ「いえいえ。私が賢者ですよ。サラさんが鍵番でした。」

ギン「もう。頭がぐちゃぐちゃワァーーン！！」

『……わー。サラさんの信頼凄いですね。』