オタク少女、キミガシネの世界に来た【キミガシネ】 (ページ35)

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33話ページ35

A視点

『やらないと弟が殺されるんですから。』

ケイジ「…え？」

Q太郎「な、なんじゃとぉぉぉ！？」

『知りもしない赤の他人の命と弟の命。私的には弟を取ります。』

ケイジ「…確かに、俺も知り合いを取るかなー。」

Q太郎「…コードネーム？みたいなヤツの名前はなんなんだぎゃ？」

『え？あぁ。キリングゴッドです。意味は神殺し。』

『はぁ…もういいでしょめんどくさい。今こんなん話してても意味無いですよ。』

ケイジ「…だねー。」

ジョー「つーかさ…そもそもこの紙…なに？」

ソウ「…気味が悪いね」

ナオ「先生や知らない人の名前まで書かれてます…」

カイ「それに、横のパーセンテージはいったい…」

ケイジ「………」

ギン「とにかく！ボクが探索の役に立つことを証明したニャン！」

ギン「今はサラ姉ちゃんが殺人犯じゃなかったことが嬉し…………」

ギン「え…？じゃあ誰が殺人犯なんだニャン…？」

『ボクですけど。』

ギン「違うニャン…。A姉ちゃんのことじゃないニャン…」

サラ「八分雨ありす…という人物になるな。」

はい！それはイケメンのオネェさんです！

ギン「やぶさめ…？なんか聞き覚えあるニャン」

レコ「レコさんは確か…八分雨レコでしたよね？」

レコ「うっ…！」

レコちゃん可愛い…青ざめた顔…可愛い…

レコ「あ…ああ…。私はヤブサメレコだ…」

レコ「だからなんだ？ぐ…偶然だろ？そんな名前のヤツは…知らない」

兄妹揃って嘘苦手…これから八分雨兄妹とカイさん推してこうかな？

ケイジ「へぇ…」

ケイジ「サラちゃん、Aちゃん。キミはどう思う？」

サラ＆A「『レコさん(ちゃん)の言う通り…アリスという人物は別に居ると思います』」

ケイジ「なぜ…？」

ジョー「酒場の黒板だ…！」

ジョー「あの黒板には…飲酒可の人とダメな人の名前が書いてあった！」

ジョー「レコとアリス両方の名前があったぜ！」

ナオ「…あのぉ…」

ナオ「…そういえば探索してて…チョークが落ちてたのを見つけたんです…私…」

ケイジ「…書き加えることは不可能じゃなかった…」

レコ「ち、違う。私じゃない！！」

レコ「大体そんな手書きの紙！誰でも作れるだろ…！」

ケイジ「ペンがあれば…ね」

レコ「ぐ…！！」

ギン「れ…レコ姉ちゃんが殺人犯なワケないワン！！」

ケイジ「なら…親族の名前って事にしとく？」

レコ「お…思いだした…！あ…兄貴だ！兄貴の名前なんだ！それ！」