オタク少女、キミガシネの世界に来た【キミガシネ】

28話 ページ30

A視点

はいカイさんとケイジさんからの庇いもらいましたー！

アリス「なに落ち着いてんのよ！？誰よ。誰が包丁を…！」

はい！アリスさんのオネェ入りましたー！

『それは今関係ないですよ。』

アリス「関係ないワケ…！！」

『大事なのは私が武器を独占していない。ということです。』

『決して力によって得た信頼ではありません。』

アリス「ううぅ…！！」

『え、ゴンベエさんのううぅ…！！かわよ。』

レコ「は？」

アリス「え？」

ケイジ「え」

ギン「ニャウ…？」

『すみません。口が滑りました。』

ヤバイヤバイ。

ここで信頼失うのはきついよ〜。

アリス「なによ！いい気になっちゃって！」

アリス「…フン。もういい。オレはしゃべらない…。」

アリス「お前ら、信頼する仲間同士で疑いあえばいい。」

もういいオレはしゃべらないって、可愛いかよ！

拗ねたよ！アリスさん拗ねた！

拗ねアリスかわよ。

Q太郎「オレは…覚悟を決めたぜよ…」

サラ「Qタロウさん…」

Q太郎「黙って終わるのが…最も愚策じゃ。だから言う。」

Q太郎「これまでの探索や話し合いで…足手まといや力不足に感じたヤツ…」

Q太郎「カンナ、ギン、ナオ…お前ら3人じゃ」

ギン「…！！」

ナオ「そんな…！」

レコ「ふざけんなテメー！！ちょっと力があるからって自分は選ばれねーとでも思ってんのかよ！！」

Q太郎「ならオレに投票すればええがや！！」

男らしい…Q太郎！そこも推せるぜQちゃん！

レコ「な…っ！」

Q太郎「しっかりお前さんの意志で投票しろ！！」

Q太郎「オレが不必要なら責任を持って殺せよレコ！！」

Q太郎「それが覚悟ってもんだろ！！」

レコ「………」

レコ「…ナオ！カンナ！ギン！言え！自分の言葉で…お前達の価値を…証明するんだ」

ナオ「わ、私は…私は…」

ナオ「ちゃんと探索しました！！ちゃんと見つけたんです！！色々…！！」

カンナ「か…カンナは……」

ソウ「……」

キャーソウさんカンナちゃんに恋でもしてるの！？キャー！

ギン「……」

Q太郎「ギン！黙ってちゃ…終わるんだぞ…！」

Q太郎「まさか…ﾀﾋんでもいいなんて考えてるヤツはいねぇよな！？」

ケイジ「…まずいねサラちゃん、Aちゃん。Q太郎は本気だ」

サラ「どうしたら！？」

ケイジ「…引き出してあげるんだ。サラちゃんとAちゃんにしかできないことだよ。」

ギン「……」

サラ「ギン……」

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