オタク少女、キミガシネの世界に来た【キミガシネ】

27話 ページ29

A視点

アリス「かかってこい！紗奈芽 A…！」

いや、ごめん、待て。

アリスさん可愛すぎてかかっていけないぃ…。

『あのぉ…質問系統は1個1個答えて行きますね…』

『クマのぬいぐるみは可愛かったので赤い部屋から持ってきました。めちゃ可愛かったので。』

『バチくそ可愛かったので!!!見てくださいよこの可愛いお顔…』

ケイジ「うん。わかった。わかったから。」

『あと、ゴンベエさんを信用というか信頼してる理由はですね。』

『というか信頼してませんね。』

キミシネキャラ「！？」

アリス「！？」

『信頼…というかなんというかフツーに庇ってる感じの理由は嘘苦手っぽいですし、単に脅せば黒幕だとしても情報を履いてくれそうだから…ですかね…？』

『じゃあまずはゴンベエさんから聞いていきましょうかね。もうちょい細かく言えますか』

アリス「初めから怪しいと思っていた…。たんなる女子高生がリーダーになってることがな」

アリス「他のヤツらを従えた理由も見抜いたぞ」

『どういうことです？』

アリス「お前だけが武器を持っているんだ…。唯一な！」

『あぁ…。この銃ですか？。この銃の中に入ってるのコルクですよ。ほれ。』

私はコルクを見せつけた

アリス「…それ以外の武器だ！」

『それ以外の武器…ですか。』

アリス「そうだ！お前はこの館の武器という武器全てを所持し優位に立っている！この独裁者め！」

め！め！ってぇ…。

可愛すぎかよォ…。

アリスさん女の子にならないか？ホントに。

『…はぁ…おーいサラさん。なんか持ってません？ちょっと見せてください』

サラ「あぁ。」

『…これですね。』

サラ「？」

『見てくださいゴンベエさん。私はまず包丁などは持ってません。これを。』

ポケットを見せながら包丁箱を見せた。

アリス「ん？」

『ご自由にお使いくださいと書いてあったのですが、何も入ってません。空っぽです。』

アリス「それがどうした？」

『跡が残ってるんですよ。包丁が仕舞われていた跡が。』

アリス「なに…！包丁だと…！」

ケイジ「そう。サラちゃんと見たんだけどねー。何も入ってなかったよ。それにAちゃんのポケットの中にもない。何者かが持ち去ったんだろーねー。」

カイ「調理室にはずっとカギがかかってましたしAさんが単独行動した時間はわずか…」

カイ「手に入れられるわけがないですね。」

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