15 ページ16
康｢あーーー今なんかめっちゃ楽しいわ！バイト頑張れそう！｣
チャイをグビっと飲みながらニコニコしている。
｢えっ康二くんここから仕事なの？大変だねぇ｣
康｢せやねん。今日久しぶりに締め作業で入ってて19時半入り、
でも今パワーチャージしてるから……｣
えっ俺恥ず！と言いながら照れる彼にこっちまでちょっと恥ずかしくなる。
｢バイト、何してるの？｣
康｢あっ普通にファミレスのホール！あの〜、ほら、駅前の通りにある、｣
｢あっマヨコーンピザ安くて美味しいとこ？｣
康｢そう！あれ美味いよなぁ笑｣
｢美味しい！へーーあそこなんだ、結構お世話になってます｣
康｢いえいえ、こちらこそでございます｣
2人でペコペコとして、へへへと笑う。
ふと気付けば長い並木道もそろそろ終わりみたい。イルミネーションとは違う駅の白くて明るい光が遠くに見えてきた。
｢19時半か、もうちょっとって言えばもうちょっとだね。
じゃあ、そろそろかな？｣
康｢あ〜〜、そやね、寂しいなぁ｣
ほっぺをプクッと膨らませてちょっと下を向いてる康二くん。1回1回リアクションがかわいくていじらしい。
｢なんかめちゃくちゃ癒された！バイト頑張ってね！
あ、これもごちそうさまでした。ちょっと感動するくらい美味しかった！｣
別れがたいけど康二くんはバイトだし。自分から区切りをつける。
康｢そう言って貰えてよかった。
ありがと、頑張るわ！
あ〜〜〜、
……あのさ、今度また、一緒に遊ばん？｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 279人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時：2021年2月3日 23時
