新しい場所で【1】 ページ21
＿side A
『おはよー。ママ、パパ！お兄ちゃん、まだ寝てるの？』
ママ「ええ、そうなのよ。A、起こしてきてくれない？」
『りょーかい、行ってくる』
.
((コンコン
『お兄ちゃーん、おはよー！！』
一樹「お、おはよ。A。重い」
『もー！！重くないですー！ばか！』
一樹「ごめっ･･･」
『ふんっ』
.
『ママ、ご飯何？』
ママ「パンケーキよ。そうだ、A」
『･･･ん？なになに？』
ママ「お仕事のオファーが来たのよ。それで、アイドル学校に入ってた方が私たちも楽だから、編入しない？」
『は？どこに？』
ママ「ママの学校に♡」
『はぁ？？』
.
『来てしまった...』
ママ「Aー！いらっしゃい！」
ママ、たくさんの人が私たちのこと見てるよ
『で、入るよ。とりあえず。編入試験とかないの？』
ママ「あるわよ。でも、やる必要あるかしら」
『やる。他の子はやるんでしょ？なら私も』
ママ「じゃあAは準備してきて貰える？あと、学校では
『了解。あれ、お兄ちゃんは？』
椿「一樹はあの中ね、きっと」
『もしかして、あれ？』
女の子の輪の中？
椿「そうそう、あれ」
『お兄ちゃんモテるね』
椿「そうねー。置いていきましょうか」
『うん』
.
((コンコン
『はーい、ってお兄ちゃん』
一樹「Aー！！会いたかったぞー！」
『はいはい。そうだ、聞きたいことあるんだけど』
一樹「なんだ？兄ちゃんに言ってみろ！」
『ドレスどうしようかなって』
一樹「そのことなら心配なし！俺がデザインしたスクールドレスをプレゼントだ！」
は、はぁ？
『え、ありがとう。でも、どういうこと？』
一樹「俺がデザインしたかったからした。レアリティは同じだ」
『ほうほう。ありがとう、お兄ちゃん！』ﾆｺｯ
一樹「Aがステージをすることになって、テレビ番組の人がたくさん来たから日本にも生中継だぞ」
『う、うそだ〜。まだ駆け出しだよ？』
一樹「初めてのステージであれだけのものをやったから期待されてるんだろうな」
『期待されてるんだったら頑張らなくちゃ！きっとお姉ちゃんも頑張ってるもん！』
一樹「おう！あ、そろそろ時間じゃね？」
『もうそんな時間？じゃあ、行ってきます！』
一樹「いってらっしゃい。頑張れよ」
((ﾊﾟﾀﾝ
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Orange - 黒闇 蓮さん» 返信遅れてすみません！ルールは大切ですから1人でも多くの方に知って貰いたかったので、こちらこそありがとうございます (2021年2月10日 19時) (
レス) id: 14f552fd6c (このIDを非表示/違反報告)
黒闇 蓮 - 宣伝ありがとうございます！ (2021年2月7日 15時) (レス) id: 6840ce10b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Orange | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Belle/
作成日時：2021年1月26日 19時
