epi.7 ページ31
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side Shogo
今日は雄大と迅と三人で仕事があって、その後に移動してラジオを録る。
夕方からはみんなでリハ。
移動車に乗り込むと雄大がおはよーと声をかけてくる。
田「あれ、迅もう寝てんの？」
佐「せやねん、寝不足なんかな。なんかテンションも低めやった」
珍しいけど、まあそんな日もあるよなとスマホを開いた。
佐「迅、起きて〜着いたで〜」
雄大に起こされた迅は、たしかにちょっとテンションが低い。
というか、
田「体調悪い？」
迅「ん〜、ちょっと車酔いしたかも。でも大丈夫」
少し顔色が悪い気がする。
本人は眠そうにしながらさっさと車を降りていった。
佐「寝てたのに酔うとかある？」
雄大がそう呟く。
言われてみればその通りだ、やっぱり体調が悪いのかな。
でも迅だって大人だし、あれこれ詮索されるのは嫌だろうから、よく注意して見ておこうと決めた。
仕事が始まればスタッフさんと話す時も、カメラが回っている時も、いつものINI松田迅で。
明るい大きな声で、にゃははとよく笑う。
顔色は依然として白っぽいけど、多分いつも一緒にいる俺たちにしかわからないレベルなんだろう。
ラジオ局へ移動する時もすぐに目を閉じて寝る体勢に入ってしまって。
困ったような表情の雄大と顔を見合わせる。
ラジオ局につくと、俺と一緒の前半組である京ちゃんと理人は既に到着していた。
藤「迅、疲れてる？今日静かじゃん」
田「体調悪そうなんだよね、車酔いしたって言ってたし」
池「意外とそういうの隠すタイプやしな、まああんまり隠せてない気もするけど」
藤「いつも元気すぎるからすぐわかる」
ブースに入る前、挨拶くらいしか交わしてないのに既に二人には見抜かれていたみたいで。
少し心配そうにチラチラとガラスの外を窺っている。
ソファーに腰掛ける迅は、仕事モードだから寝てはいないけど脱力してるというかなんというか。
用意してくださった軽食にも手をつけないあたり、やっぱりただの寝不足や車酔いじゃない気がする。
雄大が飲み物を買ってきて、迅に選ばせてる。
迅の顔を覗き込んで何やら話してる雄大はお兄ちゃんぽくてなんだか微笑ましい。
後半組にはこれから柾哉くんが合流するし、とにかく今は収録に集中しようとヘッドフォンを手に取った。
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あん(プロフ) - どタイプな作品です(><)今後とも頑張ってください！ (2023年4月6日 0時) (
レス) id: 44c4cffd43 (このIDを非表示/違反報告)
でーちゃん - 次の更新楽しみしてます!頑張ってください! (2023年2月23日 11時) (レス) id: 0bc2c4ce83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れ | 作成日時：2023年2月23日 9時
