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side Takumi
仕事の休憩中、昨日威尊に会いに行ったと京介が話してくれた。
かなり長く休んでる威尊のことはもちろん気になるし、弱ってる時は力になりたい。
西「そうなんだ、俺行こうかな」
尾「じゃあ俺も行く」
西くんと二人で仕事終わりに威尊の部屋へ向かう。
そっとドアを開けると、すやすやと眠る姿があった。
来る前に買ってきたものを適当に置いて、フェンファンくんに教えてもらったレシピで卵粥を作る。
自炊は全くしない西くんとパスタ専門の俺やから、作るのに時間はかかったけど、まあまあの味のものができた。
あーでもないこーでもないと言いながら、ガチャガチャ作っていたにも関わらず、威尊は目を覚まさなくて。
数日間の発熱で体力も落ちてるやろうし、それだけ疲れてるんやなと思う。
西「威尊、起きてー、」
西くんが威尊を起こしながら、乾いてるじゃんと額に貼られた冷えピタを剥がす。
後「…ん、…あれ、にしくん？あ、たくみもおる、…」
西「勝手にお邪魔してますぅ〜、熱測るよ？」
起き上がって眠そうに目を擦る。
元々小顔な威尊、更にシュッとしたというか痩けたというか。
尾「おはよ。起こしてごめんな？卵粥作ったんやけど、食べられそう？」
後「作ってくれたん？食べたい、」
西「あ、熱下がってる。喉痛いとか怠いとかはどう？」
後「大丈夫、ありがとう」
少なめによそってはいたけど、全部食べて何度も美味しいと言ってくれた。
後「本当に美味しかったし、嬉しかった。ありがとう」
西「ならよかった。
このくらいしかできないけど、このくらいならいつでもできるし、そばにいられるから。
だから今度辛くなったら、気にせずに召喚していいんだからね、」
尾「そ、キツい時はお互い様やから。
俺が体調崩したら威尊ご飯作りにきてな？」
後「おん、本当にありがとう。
みんなが風邪ひいた時は威尊スペシャル作りに行くからな、」
西「名前がシンプルに重そう、」
西くんの言葉にわははと笑う威尊は俺らのよく知っている威尊で。
人一倍真面目やからあれこれ考えてしまうこともあると思うけど、それでも威尊が頼ってくれるような関係でありたいなと思った。
end
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あん(プロフ) - どタイプな作品です(><)今後とも頑張ってください！ (2023年4月6日 0時) (
レス) id: 44c4cffd43 (このIDを非表示/違反報告)
でーちゃん - 次の更新楽しみしてます!頑張ってください! (2023年2月23日 11時) (レス) id: 0bc2c4ce83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れ | 作成日時：2023年2月23日 9時
