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side Takeru
最初はただの風邪やと思ってた、やって病院でもそう言われたし。
喉の痛みは日に日に強まって、固いものが食べられなくなったけど、まあ薬ももらって飲んでるしいつか治るやろって。
でも、ある日練習してたら急に怠く頭も重たくなってきて、熱も出てきたから、早々にお風呂に入って布団に入って、明日は治ってますようにって願いながら寝たけど。
目が覚めた時の体調はまあ最悪やった。
今までとは比にならないくらいの喉の痛み、加えて首も耳も痛いし、もはや全身が痛い。
顔は熱いのに寒気もするし、横になってる時点で頭がぐらぐらしている。
そもそも今何時、と時計を見ると集合時間の10分前で。
皆に迷惑も心配もかけたくないけど、さすがにこの体調で行けないのも行ったらいけないのもわかる。
とりあえず柾哉くんに連絡を入れて、ここからどうしようかと思いながらしんどさに勝てずに目を閉じた。
眠りが浅かったようで、何かの物音で目が覚める。
チャイム、ドアを叩く音、そして柾哉くんの声。
言うことを聞かない体に鞭を打ち、玄関へと向かう。
感染ったらよくないのはわかってるけど、来てくれたのが嬉しかった。
ドアを開けようと思ったんやけど、強い眩暈に耐えきれずしゃがみ込む。
すると勝手にドアが開いて、顔を上げると驚いた表情の柾哉くんとたじ、泣きそうな雄大がいた。
三人の姿に安心して、正直ここからはあんまり覚えてない。
気がついたらスタッフさんと病院にいて、急性扁桃炎やって言われて、水分取れてないって言ったら点滴されて。
次にちゃんと目が覚めた時は家にいた。
皆とスタッフさんに謝罪の連絡を入れて、痛みに耐えながら少しだけ水を飲んで、また目を閉じる。
すぐ治ると思ってた、この時は。
熱もほとんどの人が二日間くらいで下がりますよって言ってたし。
皆に感染すのが嫌で、家にも来なくて大丈夫って連絡したけど。
グループに送られてくる練習動画を見て、早く皆と踊りたいけどこれに追いつけるんやろうかという不安や、久しぶりに皆に会いたいななんて感情が湧いてくる。
熱がなかなか下がらないまま、何日過ぎたんやろ。
顔に何かが当たる感覚で意識が浮上する。
�癲屬錙△瓦瓩鵝５�こしちゃった、」
藤「久しぶり」
目を開けると、大夢と京ちゃんがいて。
心がじわじわ温かくなって、なんだか涙が出そう。
俺ずっと、寂しかったんやな。
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あん(プロフ) - どタイプな作品です(><)今後とも頑張ってください！ (2023年4月6日 0時) (
レス) id: 44c4cffd43 (このIDを非表示/違反報告)
でーちゃん - 次の更新楽しみしてます!頑張ってください! (2023年2月23日 11時) (レス) id: 0bc2c4ce83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れ | 作成日時：2023年2月23日 9時
