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side Shogo
田「おはよー、」
朝、移動車に乗り込むとそこには誰かに電話をかける柾哉くんと、不安そうにそれを見つめる雄大がいた。
今日は分かれて乗る日だから、後は威尊か。
昨日ちょっとしんどそうだったけど、大丈夫なのかな。
佐「おはよ、威尊がやばそうで、」
スマホを耳から外した柾哉くんが続ける。
木「ついさっき、ごめんなさい体調悪くて行けないですって連絡がきたんだけどね、
どんな感じなのか知りたくて電話してもLINEしても返事が来なくて、」
普段の威尊から考えると、休む時は絶対に理由というか詳細までちゃんと伝えてくると思う。
どうやらスタッフさんも状況が掴めていない様子。
こんなことになると思っていなかったから、メンバーの部屋の合鍵も今日は持っていないらしく。
佐「どうしよ、家で倒れて動けんくなってたら、」
雄太は不安を通り越して半泣きになっている。
田「ちょっと俺見てくる、」
そう言って来た道を戻ると、二人も着いてきてくれた。
部屋の前に立ってチャイムを鳴らす。
けど、シーンとしたままのドア。
もう一度鳴らしてみるけど、静かなまま。
木「威尊〜、いるー？」
柾哉くんがドアを叩いても、無反応。
佐「ほんまに倒れてたりして、」
アワアワし始めた雄大を宥めながら、どうしたらいいのか考えているとガチャっと音がした。
音がしただけで、開かないドア。
木「威尊？ごめん、開けるよ、」
柾哉くんがゆっくりと開けると、そこには蹲ってる威尊がいた。
佐「威尊！」
後「ごめ、…ちょっとキツくて、」
木「こっちこそ押しかけてごめんね、部屋戻ろっか、」
ゆっくり立ち上がって歩き出したけど、部屋までの短い距離もふらふらで危なっかしい。
横になった威尊の顔は真っ赤だけど、毛布に包まって震えていて。
どのくらい熱があるのか、首に触れる。
後「痛い、…」
田「ごめん、痛かったよね、」
かなり熱を持った首は、なんとなく腫れている気がする。
木「他は？何がキツい？」
後「…喉と首が一番痛い、耳も痛いし、…体全部痛い、
熱いんやけど、寒いし…、頭ぐるぐるする、」
これを聞いた柾哉くんはスタッフさんに電話をかけ始めて。
後「…申し訳ないけど、皆に感染したくないから、大丈夫やから、」
佐「大丈夫なわけないやろ、もっかい病院行こ、」
結局俺らは練習へ、威尊はスタッフさんと病院へ行くことになった。
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あん(プロフ) - どタイプな作品です(><)今後とも頑張ってください！ (2023年4月6日 0時) (
レス) id: 44c4cffd43 (このIDを非表示/違反報告)
でーちゃん - 次の更新楽しみしてます!頑張ってください! (2023年2月23日 11時) (レス) id: 0bc2c4ce83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れ | 作成日時：2023年2月23日 9時
