epi.1 ページ1
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side Takeru
後「うぃ〜、」
移動車に京ちゃんが乗り込んできた。
のを、スマホを弄りながら確認して声をかける。
小さな顔はセットしてない前髪と大きなマスクで隠されて、あまり表情はわからない。
いつも何かしら挨拶やら返答やらあるけど、昨日も練習終わったので遅かったし眠たいんかな、とあまり気に留めなかった。
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木「京介、着いたよ。起きてー」
練習スタジオに到着してわらわらと降車するメンバー。
と、珍しくまだ眠っている京ちゃんをゆさゆさ起こすキム。
ぱちり、と瞼が開き水分量の多い瞳が顔を出した。
木「おはよ。着いたよ」
キムの声に、少し間が空いたあと頷く京ちゃん。
西「なんか今日静かだね、疲れてる？」
西くんにそう問われると、わかりやすく視線が動く。
後「え、体調悪いん？」
池「どうしたん？」
俺と理人の言葉に動かなくなってしまった京ちゃん。
西「もしかして、声出すのしんどい？」
その言葉に、更に視線は落ちて瞳の水分量が増える。
藤「……ごめん、なさい」
発せられた声はいつもの柔らかい声じゃなくて、ガサガサの声だった。
木「大丈夫、まだ本番まで時間あるし。他はしんどいとこない？」
あまり声を出したくないのか、こくんと頷く京ちゃんの頭を理人がぽんぽんと撫でた。
いよいよ始まるツアーまであと一週間とちょっと。
メインボーカルだし喉の負担は俺たちより遥かに大きいはず。
今日は幸いダンスメインの練習だからなんとかなるかな。
しっかり京ちゃんを見張らないと。
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あん(プロフ) - どタイプな作品です(><)今後とも頑張ってください！ (2023年4月6日 0時) (
レス) id: 44c4cffd43 (このIDを非表示/違反報告)
でーちゃん - 次の更新楽しみしてます!頑張ってください! (2023年2月23日 11時) (レス) id: 0bc2c4ce83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れ | 作成日時：2023年2月23日 9時
