【ONE PIECE】和風美女は嫌いなの？ (ページ2)

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子育てするのよページ2

「A！おぬし、エースのことをちゃんと可愛がっとるのか？エース、どこじゃい！！」

今日はおじいちゃんが数ヶ月に一度のエースと私の様子をコルボ山に見に来る日だ。

「可愛がってるわ。ほら、エース。こっちにきなさい。」

「うん、あにぇき！」

「あにぇきじゃなくて、姉貴ね。ま、いいか。ほらエース。今日はおじいちゃんが来たわ。」

「エースはおねえちゃんのことが大好きなんじゃな。よく言うことを聞いとるわい。」

「うん！おれ、あにぇき大好き！」

エースはもう三歳になった。生まれた時からずっと側にいた私に凄く懐いていて、姉貴(あにぇき)と呼んで慕ってくれている。可愛い弟だからとても嬉しい。嬉しいんだけれども....

「でもね、おじいちゃん。エースったら私から全然離れてくれないの。寝る時とかならともかく、料理の時まで抱きつかれたままじゃ包丁がいつぶっ刺さるかわからないもん。」

「でもおれ、あにぇきから離れるのはイヤだ！！」

「これエース。おねえちゃんが困っとるだろ。お前ももうすぐ山で修行をするんだ。そうしていずれは最強の海兵になるんじゃ！！！」

「イヤだ！おれはかいぞくになるんだ！」

「だめじゃ！！！善は急げじゃ！今から特訓をするぞ、エース！」

そう言って、おじいちゃんはエースをガシッと抱え、山の中を猛スピードでかけて行った。

「イヤだぁぁぁあっ！！！助けて、あにぇきぃぃぃぃっぃいっぃぃいぃぃ！！！！」

「.....強く生きるのよ、エース。」