The door that you can go anywhere(＝どこで○ドア)を使う俺。異世界で生きる。 (ページ40)

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俺、海兵す。ページ40

(神崎side)

「大将！お仕事お疲れ様です！！！！」

「ご苦労様です！！！l

「うんうん。おつかれ～～。」

「任務とはなんぞや。とりま俺はサボる☆」がキャッチフレーズのクザンに、若いフレッシュな新兵くん達が、ポリスメンよろしく完璧なお辞儀をしている....。えーー.......。

...なんか、俺関係ないのにめっちゃいたたまれない気持ちになってきたわ。海兵くんや、すまんな。

「青雉大将！元帥殿がお呼びです。戻ったらすぐに来るようおっしゃってました！」

「げっ。センゴクさんが？」

「はい。.........あれ、そちらの男性は？」

「あー彼はね拾ったのよ。じゃあセンゴクさんのとこに行かなきゃだし、彼も挨拶させるか.....。」

......ん？！ちょっと待つんだクザン。俺が瞬きした間に、何故か俺も元帥に会いに行くという怒涛の展開になってんだけど。一体一瞬で何が起きたというんだ。

「神崎、あ、いやモブオ。あんたがここに滞在するにはセンゴクさんの許可が必要なのよ。」

『じゃあいいからさっさと俺を”さかき”に帰してくれよ。』

「えーやんないの？じゃあ、今ここでお前のマスク技術のこと言いふらしてもいいんだけどなー。」

『はっはっはっはっは！！！オーケイオーケイ！じゃっKAMOMEルームへ行こうぜ！相棒☆』

ーーーー

「センゴクさ～ん。俺でーす。入りまーす。」

「クザンか？さっさと入れ。」

いやまてやお前ら。今の会話だけでクザンだと判断するのはやべえぞ。セキュリティガバガバすぎか。

「んー？あーそいつか。お前が言ってた小僧は。」

おっとKAMEME元帥、意外に口が悪いぞ。

『あ、はい。俺モブオです。.....あのぉ、、俺、ココで何したらいいんですかね。」

「あぁ。今はこのアホには優秀な秘書がいるしな......。そうだな.....、ま、とりあえずは新兵として身体を鍛えろ。」

『えっ海兵........？俺、海兵になっちゃうんですか？』

「？当たり前じゃないか。明日から体術、剣術を中心に鍛錬が始まるからな。あと、これは制服だ。すぐに着替えておけよ。」

.......いや、マジで神にチートにしてもらわなくて良かったわ。

これでチートだったらさ、多分秒速で中将くらいになっちゃって、モブじゃなくなっちゃうからな。。

......あれ、そういやクザンに秘書なんていたんだな。ま、気にはしねえが。