AM:11:00〜PM:11:30

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山本「ちゃんと説明してもらえますよね？」

錦戸「え？」(ﾆﾔﾆﾔ



泣きながら店を出て行った女の人を満足げに見送った錦戸さんは

なぜかまだ隣にいる。

ってか、逃がさない←



山本「え？じゃないんですけど。」

錦戸「まぁそんな怒らんでもええやん(笑」


山本「そーですね。減るもんじゃないし」

錦戸「お。物分りええやん」


山本「ってそんなこと言うわけないじゃないですか！！」

錦戸「ははwわかったって(笑」


山本「わかりやすく、納得のできる理由話してくださいね」

錦戸「髪伸びてきたやろ？」


山本「は？」

錦戸「俺この後用事あんねん。やから髪切りに来てよ、うちに」



なんか‥もう唖然とした。←

言葉の出ない私を残して店を出る錦戸さん。


――そんな彼が私は嫌いだ。←



安土「Aーっ」

山本「ん？」



会社に戻ると少しホッとした。



安土「EIGHTの横山さんから電話あって打ち合わせ明日にしてほしいって」

山本「あぁ、うん。あとで電話しとく」


安土「‥どうしたの？顔色悪くない？」

山本「そう？平気平気」



ただ、何年振りかに男の人とキスしただけだから←



安土「ならいいんだけどさっ」

山本「あ、電話しなきゃ」

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